メニュー


【月別に見る】
09 03 02 01 08 07 06 03 02 01 10 09 07 06 05 04 03 02 01 12 11

【カテゴリ】

リンク

2ch全AAイラスト化計画
ドラクエぶどうかのまとめ

相互リンク・RSS感謝♪

2017.06≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫2017.08
<<オリゼーのAAできたよー(^O^)/ 他ホーム暇だから、過去の恋愛話でも聞いてくれないか>>

スポンサーサイトこのエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーへのつぶやき

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--(--) --:--|スポンサー広告Topこの記事をはてなブックマークに追加 このエントリをつぶやく

新ジャンル「常連客」このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーへのつぶやき

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 21:52:13.38 ID:RemG0tHv0

ガラガラ

男「いらっしゃい」
女「いつもの」
男「あいよ」


女「ごちそうさん、うまかったよ」
男「お代はいつものとこに置いといてくれ」
女「それじゃぁ、また来るよ」
ガラガラ

女「あぁぁぁぁぁ、またデートに誘えなかったぁぁぁぁ」

カテゴリ:ニュー速VIP| この記事をはてなブックマークに追加 このエントリをつぶやく あとで読む

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 22:28:48.76 ID:G8OwDXW10

wktk


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 22:29:29.06 ID:cJX9MMNq0

こ れ は 期 待


6 名前:男の立ち位置が、新しい。[] 投稿日:2008/01/30(水) 22:35:35.05 ID:q7Qt2SqsO

女「あの、て、店長!」
男「あいよっ」
女「良かったら…今度、ね…」
女「…」
男「…」
女「…ギョーザ一皿追加で」
男「あいよっ」

男「今日はよく食べるねえ」
女「……ぐすっ」もしゃもしゃ


9 名前:…店長なのか?[] 投稿日:2008/01/30(水) 22:46:57.05 ID:q7Qt2SqsO

女「…店長ぉ」
男「あいよ」
女「…」
女「好きな人が振り向いてくれない時って、どうすればいいのかな…」
男「…」
女「…もう……」

男「ほら、替え玉少しサービスだ。たんと食べな」
女「…」
男「…おや、もっと欲しかったかい?」
女「…あはっ」
女「……ありがと」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 22:57:14.08 ID:G8OwDXW10

わっふるwわっふるwww


11 名前:と言うよりも、何屋?[] 投稿日:2008/01/30(水) 22:59:17.81 ID:q7Qt2SqsO

女「…チャーシューおいし」
男「ありがとよ」
女「作るのに、どの位かかるの?」
男「3~4時間かな。ほとんどが浸ける作業だが」
女「ふーん…」
女「そりゃ、おいしい訳だ」

男「…今度、タッパーでも持ってきな。余った所、少し分けてやるから」
女「本当っ!?」


女「…」
男「…」

男「お…大きいねえ。そのタッパー…」
女「…?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:02:10.43 ID:L4oE69l1O

女「マスターいつもの」

男「…………」

スッ

女「………このカクテルは?」

男「残像だ」

女『……本当にないし』

男「遊び心さ」

女「でしょうね」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:03:48.26 ID:RemG0tHv0

あれ?このスレまだ落ちてなかったのか・・・
続き書いたほうがいい?


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:05:18.76 ID:G8OwDXW10

>>14書いてくれwww


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:05:46.06 ID:xuAmd0iMO

>>14
wktkしてるんだが


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:09:07.18 ID:rM6kPNzH0

今北。
男=店員、女=常連客 だな?
物は試しだ、やってみるんだぜ。


男「いらっしゃい、よく来るねえ。」
女「それはもう、ここの味に病みつきになっちゃったから。」
男「嬉しいこと言ってくれるじゃないか。よし、今日はサービスしちゃおう。」
女(え……サービス? なんだろう。はっ、まさか抱きしめてくれたりなんかしてキャー)

男「おまたせ。」
っ『キュウリの漬物』

女「?」
男「ちょっと漬けてみたんだ、味は染みてるはずだよ。」
女「あ、うん……ありがとう。」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:10:52.82 ID:g6/yxhct0

女「そろそろダイエット始めた方がいいかなあ…」
女「今日は軽いモノにしよっと」

男「おっ、らっしゃい。いつものだな」
女「え?…えっと」
男「はいお待ち。今日は特別におまけしとこう(だばだばだば)」

女友「…ダイエットは?」
女「…明日から」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:18:13.59 ID:RemG0tHv0

女(今日こそは・・・)

ガラガラ
男「いらっしゃい」
女「いつもの」
男「あいよ」

女「あの・・・」
男「ん?」
女「前からその・・・ で、でで」
男「で?」
女「デザートは無いのかなって!」
男「デザートですか・・・?
  そうですね・・・考えときます」
女「お、お勘定ここに置いとくね、それじゃあ!」
ガラガラ
男「?」

女「また失敗した・・・でも今日はちょっと話できたからいっか」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:21:01.07 ID:xuAmd0iMO

>>24
懐かしいパターンw


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:24:36.79 ID:rM6kPNzH0

>>24
いいじゃないか。
ROMってwktkしてるから頑張れ。


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:27:00.90 ID:RemG0tHv0

ああ、そういえば何屋にするか決めてなかった・・・


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:27:45.97 ID:LnsWurZN0

居酒屋だと思ってた


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:33:09.96 ID:yWowxc+KO

>>30
同じく
居酒屋の看板娘って最強だよ


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:28:07.06 ID:xuAmd0iMO

>>29
こじんまりした定食屋とかのイメージしてたんだが



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:35:15.72 ID:cKuWIDgYO

ガラガラ

男「いらっしゃい」
女「いつもの」
男「あいよ」
スッ
女「……早いですね」
男「もうそろそろだろうと思って準備してたんです」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:48:13.77 ID:RemG0tHv0

ずっと考えた結果
まぁ何屋でもいいかということに

ガラガラ
新入り「いらっしゃい!」
女「あら?新しく入った人?」
男「あ、いらっしゃい、今日から入ったんでよろしくしてやってください」
新入り「よろしくお願いします!」
女「よろしくね、それじゃあいつもの」
男「あいよ」


新入り「すごいっすね!」
男「ん?何がだ?」
新入り「いやぁだって『いつもの』だけで分かるとか、漫画だけだと思ってました!!」
男「そんなことは無いだろ
  それより、ああいうお客さんは大切にしないとだめだぞ」
新入り「もしかして付き合ってたりするんスか?www」


男「・・・っば」
新入り「え?」
男「ばばば、ばっかじゃねえのおまえそんなことあるはずないjさfhj」
新入り「wwwww」
男「いやもちろん声かけようと思ったりしたこともあるけど
  おまえいやほらあsshjcjk」
新入り「wwwwwwwwwwww」


女「いつになったら来るんだろう・・・」


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:51:17.30 ID:q7Qt2SqsO

>>36
何屋でも良いのは賛成だが
二人だけの世界にして欲しかった
必要であれば、客が関わる位の世界

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:50:57.81 ID:Bb1MOFW30

>>36
これはいい新展開
wktk


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:52:03.88 ID:xuAmd0iMO

>>36
新入りGJw


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:52:42.54 ID:rM6kPNzH0

>>36
GJ
慌てる男に新展開を見た。


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:53:36.78 ID:q7Qt2SqsO

あ、空気読めてないのは俺の方なのか
これは失礼をした



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:55:51.98 ID:oiwe4wiUO

>>41
決してそんなことはない


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:56:48.20 ID:G8OwDXW10

>>41俺はお前の「常連客」も好きなんだが・・・


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:56:58.12 ID:Bb1MOFW30

>>41
新ジャンルに正解はない。賛否両論があるから面白いんだ。
と俺は思う。



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/30(水) 23:57:19.81 ID:RemG0tHv0

>>41
考慮して書くんで気に病まないでくれ


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/30(水) 23:59:35.46 ID:3QV+F16m0

お前ら優しすぎてワロタwwwww


50 名前:[] 投稿日:2008/01/31(木) 00:12:32.10 ID:6V/T+mbZ0

女「それじゃあ、また来るよ」
ガラガラ
女「あ・・・雨降ってる
  傘無いのにどうしよう・・・仕方ない、駅まで走るか」
男「あの、良かったらこれ使ってください」
女「え?あ、良いの?」
男「はい、多分通り雨なんですぐやみそうですし
  明日にでも返してくれれば」
女「あ、ありがとう」
男「それじゃあ」
女「あの、今週の土曜日暇?暇なら映g」

新入り「男さーーーーん、ちょっといいっすかーーーーーー」

男「ちょっと待ってろーーーーーーー
  あ、すんません土曜日がなんですk
  ってあれ?もう行っちゃったかな?」


女「ああああせっかくのチャンスが・・・
  まぁでも今日は嬉しいこともあったしいっか・・・」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 00:15:39.42 ID:z01q6Tvk0

女「……こんにちは」
男「いらっしゃい。何だ? 元気ないな」
女「ちょっと……ね。いつもの」
男「おう。ちょっと待ってな。時間がかかりそうだ」

男「はいよ」
女「ありがと。……なんか量が多くない?」
男「それで今日仕込んだ分終わりなんだ。余りそうだから片付けるの手伝ってくれ」
女「そっか。ありがと」
男「全部食えば元気出てくるだろうさ。店がお通夜会場だと思われちゃいけねぇや」
女「ごめんね。わざわざ買い足しに行ってくれたんでしょ?」
男「う、うっせぇ。細けぇとこ見てねぇで食いやがれってんだ」

女「店長」
男「ん?」
女「量2倍はちょっと多すぎたかな」
男「……。俺が高校で野球やってた時はそんなもんじゃ足りなかったぜ」
女「育ち盛りの体育会系男の子と比べられても……」


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 00:40:06.82 ID:9ZqjaA5D0

男「お前本当によく食べに来るよな」
女「近くに飯屋が他に無いからね」
男「うちはそんな人気がある訳でも無いし、ホント助かるよ」
女「そう」
男「……」
女「……(モグモグ)」

男「そうだ、いつも来てくれるお礼に何処か食事にでも―」
女「ごちそうさま」

カランカラーン

男「……冗談だってば」




女「君の店以外に行っちゃ意味無いでしょ、馬鹿」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 00:49:13.04 ID:/mL6KovE0

>>61
いいよいいよー


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 00:59:30.10 ID:z01q6Tvk0

男「いらっしゃい」
女「いつものね」
男「はい」

男「お待たせしました……」
女「ありがとう。どうかした?」
男「いえ、見慣れない服だなって思いまして」
女「そ、そう? 普段着用に買った安いヤツだけど」
男「なんか、いいですね。……何を言ってるんでしょうね私は」
女「褒めてもお勘定に上乗せしたりはしないからね」

女「(店長が『いいですね』って! 奮発して買ってよかったぁ!)」


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 01:21:33.97 ID:/mL6KovE0

男「はい、おまたせ。」
女「ありがと。いただきます。」
もぐもぐ

女「あれ? いつもと味が違うみたいだけど……」
男「さすがだねえ。ちょっと隠し味を加えてみたんだけど、どうかな?」
女「うん。アクセントがついて一層おいしくなってる。」
男「それはよかった。実はお客さんが初めてなんだ、気づいてくれたのが。」
女「え? そうなの?」
男「ああ。まあ、気づかないんならやめようかと思ったけど、お客さんだけの味付けにしておくよ。」
女「あ、ありがとう。」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 01:23:39.28 ID:0xB5ahTT0

>>65
リアルにありそうでとっても和んだ
自分まで嬉しくなってしもうたよ


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 01:45:44.41 ID:/mL6KovE0

男「……よし、こんなところか。」

女「こんにちは。」
男「お客さん? あ、準備中にしておくのを忘れてた……」
女「そうだったの? じゃあ、また出直してくるね。」
男「いや、もう仕込みは終わってるんだ。食べてくかい?」
女「そのつもりで来たんだけど……じゃあ、営業中に直しておくね。」
男「あ~そのままでいいや。特別に今だけ貸切にするよ。」
女「ありがと。なんか新鮮な気分だね。」
男「はは。たまにはこういうサービスも、常連さんにはしておかなきゃね。」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 02:08:16.19 ID:x3To4acS0

>>67
内心涙を流して喜ぶ女が見えるw


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:05:35.62 ID:eQjylvprO

女「いつも、帰るのは何時頃になるの?」
男「閉店して、次の日の仕込みをして…大体2時位ですかね」
女「たいへーん…」
男「まあ、こんな店でも、待っていてくれる人がいますからね。だから頑張れるんですよ」

女「帰るのが遅いと、彼女さんにも怒られちゃうんじゃない?」
男「いえ…こんな仕事をしている以上、彼女なんて作らないですよ」
男「他人にまで、こんな迷惑はかけられない」

女「……もし」
女「もし、女性の方から告白したら?」
男「…それは……」
男「…分かりません。その時によります」
女「…ずるいよ、それ」
男「はは、確かに」
女「ずるいよ……」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:12:34.36 ID:Zy9yVd8A0

wktkいい展開だwwww
うふふwww


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:16:57.93 ID:/mL6KovE0

なんだかんだいって続いてるもんだな……
wktkなんだぜ。


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:29:18.08 ID:eQjylvprO

女「こんにちはー」
男「お、いらっしゃい」
女「はい、これ」
男「…何ですか?」
女「近所のケーキ屋さんで買って来たの。結構おいしいんだから」
男「そんな…悪いですよ」
女「もらってよ。御主人のために買ってきたんだから」
男「はあ…そう言うなら、ありがたく頂きます」

男「あ、ちょっと待って下さいね」
女「?」
男「…」
女「…」
男「はい、貰って下さい」
女「何、これ?」
男「サービス券です。手書きで申し訳ないですが…お礼に、食事1回分、タダにさせて下さい」
女「…いいの?」
男「お礼です」
女「…ありがと」

女「…ふふ、きれいな字」


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:35:55.94 ID:/mL6KovE0

男「どうぞ、おまたせ。」
女「待ってました。もうこの味以外は食べられないわ。」
男「ありがとう。料理人冥利に尽きるよ。」

もぐもぐ
女「ふう、ごちそうさま。」
男「あいよ、おそまつさま。」
女「もう、そんな謙遜しなくてもいいのに。」
男「まあ、一応会話のやり取りだからねえ。あ、食器提げなくていいよ。」
女「たまには手伝わないと罰が当たるでしょ。」

女「しかし……お客さん来ないね。」
男「いいんだよ。知る人ぞ知る、みたいな感じ嫌いじゃないからさ。」
女「そっか……」


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:50:07.26 ID:eQjylvprO

女「クリスマスって、やっぱり休みだったの?」
男「いえ…それが……」
女「…え、店やってたんだ?」
男「…はい。クリスマスは休みだって言ってるのに、それを知ってか知らずか、毎年集まってくるんですよ」

男「しかも、こっちが仕込みをしていないのは分かっているらしく、みんな食材を持ち寄ってきて。勝手に騒ぐんです」
女「あはは。その人達のために、店は開けとくのね」
男「もう、恒例行事みたいなもんですよ」

女「楽しそう…。ねえ、来年は私も参加していい?」
男「もちろん。あ、お茶のおかわり持って来ますね」
女「ありがと」

女「……楽しみだなあ、クリスマス」


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:55:37.79 ID:Asw0hi1OO

何故だ……このスレはもっと伸びてもいいはず。


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 03:58:36.86 ID:/mL6KovE0

>>82
なあに『知る人ぞ知る』な感じがいいと思っている私もいる。
まあ伸びた方がいいんだけどね。


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[俺の中では喫茶店のイメージだな] 投稿日:2008/01/31(木) 06:28:27.29 ID:0BxFdCi+O

カランカラーン

男「いらっしゃい、いつものでいいかい?」
女「…ううん、今日はこっちにするわ」
男「こりゃあ珍しい、はいお待たせいたしました」
女「え……?どうして………?」
男「なんとなく、ね」
女「……何でもお見通し、かぁ」男「常連さんですからね」
女「ただ一人の、ね」
男「ははは」

女「最近あの人がエスパーなんじゃないかと思えてきた」


92 名前:[] 投稿日:2008/01/31(木) 07:04:59.07 ID:6V/T+mbZ0

ガラガラ
男「いらっしゃい」
女「いつもの」
男「あいよ」

女「あれ、いつもより多い?」
男「あぁ、お客さんここ来るようになって一周年ってことで
  ちょっと増やしときました」
女「あ・・・ありがとう」


女「それじゃあ、またくるよ」
ガラガラ

女「覚えててくれたんだ・・・」


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 08:02:33.71 ID:/mL6KovE0

男「おまたせ。」
女「ありがと。」
男「お客さんも物好きな方だねえ。」
女「!? え?」
男「うちなんかよりもっとうまい店はいくらでもあるだろうに。
  いや、料理人としてはすごく嬉しいことなんだけどさ。」
女「前も言ったじゃない、この味以外は食べられないって。」
男「はは。本当にこいつが好きなんだねえ。ありがとう。」

女「どういたしまして。」
もぐもぐ
女(これも好きなんだけど……はあ、いつ言おうかなあ。)


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 08:55:45.04 ID:V4eJq3WBO

女「やほー」

男「いらっしゃい。もう少しで煮付け終わるよ」

女「う…うん、ありがと」

男「おや、今日は違うメニューの予定だったか?」

女「あ、いえ、その…それは違くて」

男「? …ん、完成。………ほい、お待ちどう」

女「き、今日ってさ……何の日かし、知ってる?」

男「……あ。ああ、はい。もちろん」

女「ホッ……じゃ、じゃあ…あの」

男「今日は2月14日、煮干しの日。その煮物のダシも今日は最高級のを使わせてもらってるよ」

女「………………へ、へぇ……流石ね……」

男「ま、じっくり味わってよ」

女「うん」

女『………あうぅ、渡し辛いよぉ……』


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 08:58:48.50 ID:w9H3Q7TMO

コレはありw


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 11:47:49.43 ID:51DWDZ3UO

店長(今日こそ言うぞー「俺だけの常連になってください」ってプロポーズするんだ)

女(今日こそ言うぞ「私だけの店長でいて」って告白するもん)

《ガラガラ》

店長「へいらっしゃい」

女「いつもの」


店長&女(今日も言えなかった…)


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 11:49:08.71 ID:nBMdjTKX0

気になるな。。。この2人


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 12:13:10.39 ID:V4eJq3WBO

女『ハァ…誕生日なんて嫌いだぁ』

女「何かオススメでも作って貰おうかな……なんて……?」

『本日は終了いたしました』

女「………あはは……ツイてないなぁ……」

女「………帰ろ」

ガラララ

男「おっ、やっぱりだ。待ってたよ、さっ入って入って」

女「え…でも今日は閉店したんじゃ」

男「今日誕生日なんでしょ?いい魚入ったんだ」

女「!! な、なんで知って」

男「この間言ってたでしょ? …って、一升瓶二本も空けてたし、覚えてない?」

女「………ぅ」

男「ま、お得意様には最大のおもてなしをさせて貰いましょう?」

女「……ふふ、楽しみにしますよ?」

男「お任せを」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 12:26:50.65 ID:St5moZam0

男「はい、お待たせしました」

女「あれ? こんな食器ありました?」

男「最近買ったんですよ。気に入ってもらえました?」

女「はい、絵柄も可愛いし」

男「専用に買った甲斐がありましたよ」

女「え? 私用……ですか?」

男「数少ない常連さんですから。唯一と言っていいかも」

女「ありがとう、ございます……。でもいいんですか?」

男「良くないかも知れないですね。だからこれは二人だけの秘密ですよ」

女「分かりました。ふふふ」


110 名前:学校では空気ブレイカー[] 投稿日:2008/01/31(木) 13:48:53.14 ID:DJm8Wjeu0

空気を読まず居酒屋以外で書く俺

女「すみません、これください」
つ『好きな人ができました』
男「はい、1,300円になります。ありがとうございましたー」

翌日
女「すみません、これお願いします」
つ『恋、してみませんか』
男「はい、1,200円になります。ありがとうございましたー」

また翌日
女「あの…これを…」
つ『大好きです』
男「え、あ、はい…1,500円になります…ありがとうございました」


女「…本のタイトルじゃなくて、口でいわなきゃだめなのかな」

男「やばい。お客さんにドキドキしてる。お、落ち着け俺!」
客「あのー、お兄さん?」


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 13:51:28.01 ID:4tB7NxUT0

>>110
これは新しいwwwwwwwwww


112 名前:学校では空気ブレイカー[] 投稿日:2008/01/31(木) 14:03:12.99 ID:DJm8Wjeu0

女「これください」
つ『おいしいおかずの作り方』
男「はい、700円になります。ありがとうございましたー」

翌日
女「これください」
つ『お弁当のキレイなつめ方』
男「はい。800円になります。ありがとう(ry」

また翌日
女「これください」
つ『愛情を込めた弁当の作り方』
男「はい。900円になります。彼氏さんにお弁当ですか?」
女「え?あ、はい、そんな所です」
男「そうですか…あ、ありがとうございましたー」


男「…いたんだな。彼氏…まぁ、かわいいからな…当然だよな」

女「ふふふ…勘違いしちゃったかな?」


113 名前:学校では空気ブレイカー[] 投稿日:2008/01/31(木) 14:08:22.58 ID:DJm8Wjeu0

男「…今日は来ないな…いつもこの時間なのに。あ」
男「彼氏さんとデートか。そうかそうか」
男「昨日弁当の本買ってたし………はぁ」
ウィン(自動ドア
女「こんにちは」
男「あ、どうも。こんにちは…」
女「? 何かついてます?」
男「あ、いえ…その…デートだったんじゃないかな、と…」
女「え?まっさかぁ。彼氏なんていませんよ」
男「え?」
女「まぁ、好きな人はいますけどね」
男「そう…なんですか」
女「ええ。というわけで、どうぞ。一時間たったら取りに来ます」
ウィン(自動ドア
男「え?え?まさか、弁当って…俺に?うおぉぉぉぉ!地球に生まれて(ry」

女「ふふふ…おいしくできてるといいなぁ」


114 名前:学校では空気ブレイカー[] 投稿日:2008/01/31(木) 14:21:00.79 ID:DJm8Wjeu0

女「どうでした?」
男「おいしかったです。もうほんとに」
女「それはよかったです。毎日選んだ甲斐がありました」
男「毎日?それじゃあ、まさか今日の日のために?」
女「ええ、そうですよ。だめでしたか?」
男「いっいえ!そんなことはないです!もうまったく!」
女「よかった。ふふふ…迷惑がられたらどうしようとか考えてたんですよ」
男「そんなことするわけないじゃないですか」
女「はい。ありがとうございます

女「それで、友達は毎日その居酒屋さんに通って、常連さんになったみたいですよ」
男「へぇ、そうなんですか。常連さんになったんですか」
女「はい。ええと…私も…」
男「ん?なんですか?」
女「私も…常連ですか?」
男「もちろん。あなたはウチの立派な常連ですよ」
女「! ありがとうございます!」


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 14:54:01.18 ID:/mL6KovE0

今沖田。
まだ残っていてよかったんだぜ。


男「そういえば、いつものを頼むけど、他のは頼んでくれないのかい?」
女「え? あー……考えもしなかったよ。」
男「そうか……いや、それぞれ好みはあるからいいんだ。」
女「そうだね……今度頼んでみようかな。でも、”いつもの”で頼めなくなるなあ。」
男「まあ……それはちょっと寂しい気もするな。」
女「じゃあ今までどおりいつものだね。」
男「あ、ああ……何だか複雑な心境だな。」
女「そっか。」


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 15:28:12.97 ID:/mL6KovE0

なんとはなしにレスを開いた私。
そんな私も今では常連客なんだぜ。

ガラガラ
男「やあ、いらっしゃい。ちょうどいいところに来たね。」
女「? あー、いい匂いがするね。」
男「ちょっと新メニューをいろいろ考えていてね、いくつか作ってみたんだ。」
女「普通は営業時間外に作るもんじゃないの?」
男「それは言いっこなしだ、客足が遠のいてる店だからこそできるのさ。
  と、そこでだ。お客さんにどれをメニューに加えるか選んでもらおう。」
女「え……わ、私が選んでいいの?」
男「うちを贔屓にしてくれているからね。それにお客さん側の意見も聞いてみたいんだよ。」

もぐもぐ
女「これはちょっと脂っこいかなあ。」
男「ふむ、もうちょっとあっさりと仕上げるべきか。」
女「でも、若い子やお酒の肴にはよさそうだよ。」
男「なるほどね。」

もぐもぐ
女「うん。ご飯が進む味だよ、これ。」
男「だろう? 俺もそう思ったんだ。」

女(こんなことをするために来たんじゃ……でもいいか。)


127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 16:36:09.02 ID:7JGGJw1x0

古いけど、なんだか新しい
そんな新ジャンル


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 16:47:49.53 ID:DUdEjTH+0

ほのぼのしてるな、大好きだ


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 16:58:21.78 ID:/mL6KovE0

もぐもぐ
女「こんなにおいしいのに、どうして有名にならないんだろうね。」
男「さあ……人通りも少ないし、店もそんなに立派じゃないからかなあ。」
女「もっと多くの人に食べてもらいたいんだ、という夢ってない?」
男「そりゃあ料理人の端くれだから、それは少なからずあるさ。
  でもね、俺はこう思うんだよ。
  誰か一人でもおいしいと言ってくれればそれでいい、それだけでも立派な料理人なんだ、と。」
女「……」
男「おっと、クサイセリフだったな。……ちょっと奥にいるから、用があったら呼んでよ。」


女(格好いい……信念を持っている店員さんは格好いいなあ。)

男(なんでまたあんなことを言ってしまったんだろう……)

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 17:40:41.09 ID:/mL6KovE0
女「この店って店員さん一人でやってるんだよね? 他の人見かけないんだけど。」
男「そうだよ。俺一人でやってる店だ。誰かを雇う余裕もないし、そこまで味に自信は……あるな。」
女「ふーん……」
もぐもぐ

男「現状維持、っていうのがいちばんの目標だな。」
女「そうだね……言うのは簡単だけど難しいんだよねえ。」
男「それに、たくさんの客を相手にするのはちょっと性に合わなくてね。
  こうやって細々とやっていくのが好きなんだよ。」
女「うん……」
もぐもぐ


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 17:46:38.04 ID:dgt+yW+y0

ふらりと飛び込んでみたら雰囲気のいいお店だな
常連になってしまいそうだ



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 18:04:38.22 ID:DCpw/4R8O

>>134
俺はもうすっかり常連だぜ



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 18:10:20.06 ID:/mL6KovE0

「腹減ったな……どこかで何か食おうぜ。」
「ここに店があるみたいよ?」
「あ? いかにも古臭いからやめよーぜ。」
「そーだね、あはは。」

女「……あんなこと言われて悔しくないの?」
男「古臭いのは事実だし、好みは人それぞれだからねえ。」
女「むう。」
男「まあまあ、そんなに脹れるなって。
  こんな店でも贔屓にしてくれるお客さんには感謝してもしきれないよ。」
女「なんだかうまく言いくるめられた感じがする……」
男「ははは。ほら、いつものできたよ。」


141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 18:39:33.43 ID:Q+0BWCLcO

男「おや、いらっしゃい、いつもので?」
女「いや今日はオススメを、ところで昨日閉まってたけどどうかしたの?」
男「あぁ、中学からの友達が結婚しましてね、それに出てたんですみません。」
女「いやいや、別に、久しぶりに違う店の行って気分転換になりましたよ。」
男「それはよかった、でもそれで来なくなったりはしないで下さいね、寂しくなりますから。」
女「へ?あ・・・うん。」
男「はい、今日のオススメです。」
女「うわぁ、いただきます。」





オチガ・・・・


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 18:45:05.41 ID:y931AqK9O

>>141
いいよいいよ~


151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 19:12:58.07 ID:/0wnmdFe0

逆とか書いてみた

店長「へいらっしゃい」
女「いらっしゃいませー」
男「今晩は、いつものお願いします」
女「はい、いつものですね」

店長「…あの子、すごく良い子なんですよ」
男「あ、はい。見てたら分かりますよ」
店長「料理もできるようになって、気遣いもできて、可愛くてね」
男「はい、本当に素敵ですよね…」
店長「嫁なんかには最高だろうね」
男「…え!?嫁!?」
女「お客様ー!お待ちどうさまでしたー!!」
男「嫁ってくぁwせdrftgyふじこlp;」


店長「…はやくくっついてくれないもんかなぁ…」


152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 19:14:43.00 ID:RF6hk6R10

カランカラーン
男「どうも。マスターいつもので」
マ「やあ、いらっしゃい。そろそろだと思って準備しておいたよ」
男「お、さすが」
マ「貴方はウチの常連さんだからね」
カランカラーン
女「こんにちは。マスターさん。いつもより遅くなっちゃいました」
マ「おや、今日は来ないかと思ったよ。じゃあ、いつもの作るよ」
女「はい、お願いします…あれ?」
男「ん?あ…」
女「本屋さん…」
男「常連さん…」

そう、俺は気付いた
常連客というならば、店主とだけ絡む必要はない・・・と


153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 19:27:49.01 ID:RF6hk6R10

男「通いつけの店だったんですか」
女「はい。でも、本屋さんより早かったみたいですね」
マ「いや、貴方たちはいつも入れ違いだったよ。三分も経ってないんじゃないかな?」
男「そんなに近かったんですか?」
マ「そうだよ。貴女が遅れる時は貴方が来なくて、逆に貴方が早い時は貴女が来なかったんです」
女「すごい偶然ですね」
客「マスターさーん。お会計お願いしまーす」
マ「ああ、ちょっと待ってくれ………お会計、620円だね」
客「あれれー、私のお財布がないよぉ?」


154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 19:38:08.91 ID:KeSE6urCO

違う新ジャンルが紛れてるw


158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 20:19:18.06 ID:dZgIDYs/0

女「いつもの」
男「あいよ」

女「あっ」  ガシャーン

男「!!大丈夫ですか!?」
女「はい・・でも・・・」
男「怪我はないですか?」
女「お皿が・・男さんが買ってくれたお皿が・・グスッ」
男「泣かないで下さい」
女「ごめんなさい・・なら今度お皿一緒に買いにいきませんか?」
男「?・・いいですが・・」

女「それじゃ火曜日ね」 ガラガラ


女「ウフッwうまくいったわww」


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 20:30:29.40 ID:H6ky/N1FO

策士w


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 20:33:39.74 ID:7FE57TvV0

ガラガラ

女「はあ~~」
窓の外ではさめざめと雨が降っている

男「おっどうしたんだい,今日は珍しく疲れてるね」
女「うん,いろいろあって」
男「・・・そうかい。OLも大変だね」
女「とりあえず,いつもの」
男「あいよ」



161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 20:35:45.17 ID:7FE57TvV0


   ・
   ・
   ・
男「お客さん,そろそろ起きないと電車なくなってしまいますぜ」
女「・・うーー。眠い,帰りたくない」

女の目が赤く腫れていたのは机につっぷして寝ていたせいだけではなさそうだったが
男は口に出さないでおいた。
女「他のお客さんはぁぁ?」
男「とっくに帰っちまったよ」
男「まぁこんな田舎の店じゃあもともとお客さんたくさんは来ないからね」




162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 20:40:40.60 ID:7FE57TvV0


女「ねぇ・・あのね」
男「なんですかい?」
女「いやっ,やっぱ何でもない何でもない」
女は手をふってごまかした
女「じゃあそろそろ,帰るね」
男「あいよ。また寄って下さいね」

ガラガラ 
 
女は戸を開けると手を振りながら帰っていった。

男は見送りの時に「また明日お仕事頑張ってくださいね」
としか言えなかった自分のつまらなさに少し気が沈んだ。
男「辛くなったらいつでもこの店にきたらいい・・」
独り言をつぶやくと男は店の中に入り,ピシャリと戸を閉めた。

いつの間にか雨は牡丹雪に変わっていた。
                                     終わり


163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 20:42:19.29 ID:7FE57TvV0

連投スマソ。
暇だったからやってみた。



俺きんもー☆ww


164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 20:48:02.45 ID:DCpw/4R8O

>>164
しかし俺はGJと言おう




俺もきんもー☆


165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 20:49:16.88 ID:/mL6KovE0

>>163
私はいいと思うんだぜ。
その才能に嫉妬。


170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 21:29:37.96 ID:7FE57TvV0

夜のネオンが輝く大都会の路地裏の地下に小さな小さなライブハウスがあった。
アンプの重低音と金切り声を上げたようなギターの高音とが混ざり合い
男くささと70年代風ロックの雰囲気が漂っている。

そんな場所に毎日1人の女が仕事帰りにスーツのまま訪れていた。
女「・・・・・・・・・・・」
今日こそは話しかけてみようと60を過ぎたマスターが声をかけた
男「お嬢さん,毎日毎日来てくれてありがとうよ」
男「毎日じーっとステージだけを見つめているが,何を見ているんだい?」
女「・・・・・・・・・・・」

女はいつも何も喋らなかったが,
今日だけは様子が違った。


173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 21:32:20.14 ID:7FE57TvV0

女「ここ・・・」
男「何だい?」
女「ここ,昔好きだった人と初めて会った場所なんです。」
男「そうか,その人も音楽好きだったのかい?」
女「覚えてませんか?いつもここで歌ってました」
女「曲が終わる度にお客さんに向かってバカヤロー!って叫んでたんですけど」
男「・・・・うーん,思い出せんのう。バンドマンは今までもたくさんいたからのう」

女「まぁ・・そうですよね,一年半も前の事ですから」
男「しかし,何故今もここに通い続けてるんだい?」
女「それが・・」
女「それからその人と話す事があって,「もしこの曲が出来上がったら
  一番にアンタに聞かせてやる」って話したまま・・・それからここでは一度も見なくなって女「またここに来れば会えるかなって。」」



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 21:35:53.78 ID:7FE57TvV0

女「私バカですよね・・・半年もこうやって何もしないまま
   連絡先も知らない人を待ってるなんて」
男「いや,おまえさんはいい子だよ。そういう子にはいつかはいい事があるもんだよ」
男「もしかしたらこれからその人に会えないかもしれないが,わしはお嬢さんの事が
  気に入ったよ」
男「これからこの店に来てくれた時はタダでいいよ」
女「いえ,それは何か悪いです」
男「遠慮はせんでもええ。あんまりきれいな店じゃないがこれからもよろしく頼むよ」
女「あ,ありがとうございます。」
      ・
      ・
      ・
そして2年後
その店のポスターの横には新婚のカップルの写真が飾られていた。
路地裏ではバカヤローという大声がライブハウスから響いている。
                                           終わり


176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 21:41:03.63 ID:OURtgExG0

ついつい足を運んじゃうんですよ


177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 21:41:29.17 ID:/mL6KovE0

いいんだぜ。
ハッピーエンドは自分じゃ書けないから
書き手さんがんば~


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 21:45:42.52 ID:t8ZOuzPmO

なんだろうこの和み空間


182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 22:04:44.65 ID:NEKXt+gzO

何で入院中にこんな良スレがorz
ノートPCを写メってるんで見辛くてスマン





183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 22:10:13.67 ID:y931AqK9O

>>182
なにをするだぁぁぁーーー!!

店主の笑顔に乾杯!女カワユス GJ!


185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 22:13:24.11 ID:/mL6KovE0

>>182
これはイイ!
居酒屋行きたくなってきた。


192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 23:31:20.17 ID:/mL6KovE0

保守だけだと寂しいな……どれ。

「さて……どれにするかな。」

ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「いつものお願いね。」
男「あいよ。」

「……すみません。俺もいつもので。」
男「え? いつもの、かい?」
「あ……うん、しょうが焼き定食を。」
男「あいよ。」

男「はい、お待ちどうさん。」
女「ありがとさん。」

(俺も結構来てるはずなんだが……ちょっとあそこの女の子が羨ましいな。)


197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 23:47:04.67 ID:7FE57TvV0

また長いから覚悟してくれ。

ーー-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カランカラーンとドアに付いている小さな鐘を鳴らしながら
男が店にやって来た

女「いらっしゃいませ~」
男「こんばんは,今日もいつものお願いね」
女「はいはい~ちょっと待ってて下さいね」

男「それにしても今日は寒いね」
女「ホント寒いですね。テレビなんかでは地球温暖化って言ってるのに
  この地方はちっとも暖かくないですよね。」
男「はは。ほんとそうだよね」
男「でも偉いよ。(女)ちゃんはいつも朝早くから夜遅くまで1人で
  お店きりもりしてるんだから。」
女「そんなことないですって,会社勤めの人なんかに比べたら私なんてほんと
  世間知らずの女ですから」
女「それに母が残してくれたこのお店ほっとくわけにもいかないですしね」




198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 23:47:42.22 ID:7FE57TvV0


男「(女)ちゃんはお店が休みの日には何してるの?」
女「そうですね,家の事片付けたりちょっとしたもの買いに行ったりするくらいですよ」
男「そうなんだ。どこか遊びに行ったりすればいいのに」
女「いや,私小さい頃からこのお店手伝ってたりしてたので,遊び方っていうのかな,
  あんまり分からないんですよね。お金もやりくりで精一杯ですし。」
女「あんまりお化粧する事もないですし,今どきこんな女の人って珍しいですよね」
男「でも俺(女)ちゃんのポニーテールすごく好きだけど」

女「あはは。男の人からそんな事言われたの初めてですよ」
女「(男)さん趣味悪いんじゃないんですかあ?w」
男「でも,本当に似合ってるよ。」
女「からかわないで下さいよ~」
女「それよりお酒のコップ空いてますよ」
男「んじゃもう一杯もらおうか」



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 23:51:15.06 ID:7FE57TvV0


男「よし,そろそろ帰らないと。明日も早いから」
女「はい,今日もありがとうございました。またいつでも来てくださいね」
男「うん,また来るよ」
男「あ,それと・・・」
男「(女)ちゃんて花好きだったよね?暖かくなったら一緒に花でも見にドライブ行かない?」
女「え!?でも・・お店あるし・・・・」
男「休みの日でいいからさ」
女「あ,はい。でも私なんかでいいんですか?」
男「もちろん。いいかな?」
女「はい,喜んで。」



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 23:51:56.00 ID:7FE57TvV0


男「あ。それと・・コレあげるよ」
そう言って男はポケットから一輪の花を取り出した。
男「いや,さっき来る途中で道端で見つけたからあげようと思って」
女「あ,ありがとうございます。」

男「じゃあね,また来ます。」
女「ありがとうございました~」

男が帰った後女は花を見つめながら不思議に思った
「これカトレアだよね。」
もちろんその辺に咲いている花ではなかった。


花言葉は「あなたは美しい」              
                                      終わり


201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 23:52:45.53 ID:NEKXt+gzO

イイヨイイヨー!!wktk


202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 23:55:43.94 ID:7FE57TvV0

今日は妄想しすぎたw
後悔はしていないwww


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/31(木) 23:55:59.14 ID:/mL6KovE0

お前さんという奴は……
綺麗に締める技術を私にも分けてほしいんだぜ。


208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,280秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 00:29:11.00 ID:21f1+enLO

男「いらっ・・・」
女「ひぐっ・・・えっぐ・・・の、のれん・・・」
男「お、おう・・・のれん新しくしたんだが・・・そんなに気に入らなかったか?」
女「ひっく・・・お店変わっちゃったかと思ったよぉ」
男「おいおい・・・」



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと880,184秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 01:30:37.86 ID:lMzsqEiJO

>>208


こうですか><

そろそろ寝るよ
スレ残ってるといいなぁ


211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと883,196秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 00:42:29.91 ID:iUxK02A1O

ガララララ―
男「…いらっしゃい」
女「んー…これ下さい」
男「………」コクリ

男「……お待ち」コトリ
女「ん、ありがと」

男「………」
女「………」

女「……無口ね」
男「……性分でして」


女「お勘定お願い」
男「……1200円になります」
女「ん」
男「……毎度」

これが、私が常連になる店の、初来店だった


会話が無くても居心地がいい空気ってのを書きたかったんだ……


218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと880,184秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 01:30:37.86 ID:lMzsqEiJO

>>211
俺の脳内では問題無く補完されたw


213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと883,259秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 00:44:43.09 ID:p4IDhq4GO

>>211
どっちかって言うと気まずそーに見えるw


214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと882,976秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 00:46:09.87 ID:iUxK02A1O

>>213
やっぱり俺に文章力は無いようだ('A`)

黙ってwktkする作業に戻るぜ


215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/01(金) 00:48:40.73 ID:4qtj+wvL0

>>214
会話なしで居心地……地の文を加えてみたら表現できそうな気がするな。
書き手さんガンバだぜ。


222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと879,524秒[sage] 投稿日:2008/02/01(金) 01:43:39.28 ID:MuiI9a9/0

ガラガラ
男「いらっしゃい」
女「こんばんは,あ~寒かった」
男「最近は冷え込みも厳しくなってきましたからね」
女「ほんとよね~。で今日は何がオススメ?」
男「・・・・・・・・」
男「そうですね,ちょっと時間がかかりますけど後で持ってきてもいいですか?」
女「なになに?新しい創作料理でも作っちゃったとか?」
男「そんなとこですかね」
女「じゃあとりあえずいつもの下さいな」

男「はいはい~いつものね」
女「やっぱりここは落ち着くわね」
男「いつも贔屓にしてもらってありがたい限りです」



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと879,745秒[sage] 投稿日:2008/02/01(金) 01:44:04.49 ID:MuiI9a9/0

      ・
      ・
      ・
男「すいませんね,お待たせしました。今日のオススメです」
女「あれ?このお店ワインなんてあったかしら?」
男「今日は特別です。あとこれもどうぞ」
女「え?ケーキ?」
男「お誕生日おめでとうございます」
女「あっそっかあ,今日私の誕生日だったんだ。いつからだろう
  誕生日にケーキを食べなくなったのは」
女「この歳になると毎日仕事ばっかりで自分の誕生日なんて忘れてた。
  昔は誕生日が来るの待ち遠しかったのにな」
男「今日はお代サービスしますよ」
女「やったー!」
男「恋人には祝ってもらわないんですか?」
女「よっ余計なお世話ですっw」
                                 終わり


225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと879,080秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 01:51:03.21 ID:L94rrkPfO

女「……ねえ」
男「はい」
女「……帰りたくないって言ったら、どうします?」
男「…どうしましょうか」
女「……」
男「……」

女「失敗しちゃったの。仕事で」
女「上司からはこっぴどく叱られるし、部下からは変な目で見られるし」
女「もう…最悪……」

女「……あはは。愚痴っちゃったね、何か。ごめんなさい」
男「…どうぞ、お茶のお代わりです」
男「…自分は、社会に出て働いた事が無いので、何とも言えません。どうすれば元気が出るのかも、分かりません」
男「ただ、料理人は自分の料理に満足出来ない時、黙って考えて、黙って同じ料理を作り続けます」
男「そして、再びお客に出す時に、自分の中で最高の料理を出すんです」
女「……御主人」
男「…次のチャンスまで、しっかり悩んで、しっかり鍛えて、充電をしましょう」
女「……はいっ」

男「落ち着くまで、好きなだけ居て下さい。お茶もまだまだありますので」

女「……ありがとう」
女「…本当に、ありがとう」


226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと877,913秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 02:14:07.09 ID:4qtj+wvL0

ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「!! マスクなんかしてどうしたの?」
男「ああ、ちょっと風邪をひいてしまったみたいで。」
女「大丈夫? ちょっとふらふらしてるけど。」
男「大丈夫大丈夫……頑丈だけがとりえ、だ……」
ばたん

女「ちょっと! しっかり!」





男「……ん? お客さん?」
女「やっと起きた。」
男「迷惑かけちまったようだな、すまない。」
女「何を言ってるの。倒れたんだよ、店員さん。」
男「格好悪いな、はは。」
女「とにかくしばらくはお店休みにして安静にしてなさい。」
男「でも、お客さんは……」
女「私はいいの、自分の体を心配してなさい。今、おかゆ作ってきてあげるから。」
男「……」

がしゃん
ぱりん
女「あー! 焦げた!」

男「……大丈夫かなあ。」


233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,573秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 03:04:00.53 ID:eiszG8OH0

ガラガラ

男「いらっしゃい」
女「う~、いつもの~」
男「はい」
スッ
女「あれ?これ頼んでないけど?」
男「いつもどうり、あなたの体を考えたものですよ。」



234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,394秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 03:09:36.19 ID:4qtj+wvL0

男「ところで、お客さんは自炊しないのかい?」
女「してたらここにいないでしょ。」
男「あ、そうか……でも覚えておいて損はないと思うんだけどなあ。
  俺でよければ作り方を教えるけど?」
女「え!?(それはもう来るなってこと? いやいや、親切心で言ってくれてるんだろうなあ。)」
男「差し出がましいこと、だったかな。」
女「そんなことない! 教えてもらおうかな。」

男「本当は自炊してるんじゃない? 結構上手にできてると思うよ。」
女「それは店員さんの教え方が上手なんだよ。」
男「いやいや……俺が見習いだった頃はこうもうまくはできなかったよ。
  味もうまいし……お客さん、いい奥さんになりそうだ。」
女「!!!!!」
男「お世辞で言ってるわけじゃないよ? 本当にうまくできてる。」
女(いい奥さん……店員さんに褒められた……)


235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,040秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 03:12:48.03 ID:ZrL7Y2gbO

好きだこのジャンル


236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと873,217秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 03:30:26.71 ID:4qtj+wvL0

女「ごちそうさま。」
男「あいよ、おそまつさま。」

女「んじゃあ、また来るね。」
男「おう、待ってるよ。」

ガラガラ
女「雪だ……どおりで寒いと思ったら……」
男「本当だ。これは積もるかな?」
女「どうだろう、そんなに多くは降っていないみたい。」
男「ふむ……ちょっと待ってな。」

男「お待たせ。」
女「……それは?」
男「ああ、こいつは秘蔵の日本酒だ。どうだい、雪を見ながら熱燗でも。」
女「でもお店はいいの?」
男「ははは。そこまで野暮じゃないよ。せっかくの雪、見逃すわけにはいかないだろ?
  それに、誰かと飲むのが好きなんだよ。」
女「!! そっか、じゃあ楽しみに待ってる。」
男「ああ。すぐに熱燗と肴を用意するよ。食べた後だから軽めのを、ね。」


237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと872,573秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 03:40:51.00 ID:UrcskYiM0

保守ついでに書く

女「私本当にこのお店の雰囲気好きなんです…ちょっと…懐かしくて」
男「…それがですね」
女「?」
男「…いや、まだ借家なんですよ。そろそろ自宅兼店舗を持ちたいなって…」
女「…そっか。じゃあもうすぐこの場所から無くなっちゃうんですね、お店」
男「…いえ」
女「?」
男「こんな店でも好き好んで来てくれる人達がいるんです…
  出来るだけ、近くの物件探しますから!!」
女「良かった。私だって、新店舗になってもいっぱい来ますからね!」



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと870,846秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 04:07:00.16 ID:4qtj+wvL0

「にゃー」
女「猫? 飼ってたんだ。」
男「違うよ。こいつは野良なんだが、余り物をくれてたら居ついちまってね。」
女「餌付けすれば懐くのは知らなかったの?」
男「知っていたんだけど、いざ実際に対面してみると見過ごしておけなくてさ。」
女「優しいんだね、店員さん。」
男「ははは。それが俺の取り得だからね。それに動物は好きなんだ。」
女(もしかして……私も餌付けされた口なのかも……)


241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと870,915秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 04:11:27.55 ID:UrcskYiM0

じゃあもう1個かく

(がやがや…今日も繁盛)
女「ごちそうさま~」
男「あいよっ」
男(…。)

女(てくてく…)
男(たったったったっ)
男「お客さん!!忘れ物!」
女「えっ?私なにか忘れて……えっ…封筒?」
男「その……」
女「?」
男「あ、あの…お店じゃ恥ずかしくて渡せなくて…映画のチケっあwせdrftgyふじこlp」

女(きゅ…きゅきゅきゅ急展開だあwせdrftgy…)


そろそろ急展開があってもいい


251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと864,864秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 05:53:32.16 ID:4qtj+wvL0

「今日の○○地方は台風の影響により大降りになります。」

男「……こんな天気じゃ誰も来ないだろうな。今日は休みだ。」

バンバン
男「? 何か飛んできたかな。」

バンバン
男「……まさか、な。」

ガラガラ
男「お客さん……」
女「うー、ひどい天気ねえ。」
男「そりゃ台風が来てるから当たり前でしょうが。」
女「いつものが食べたくてね。」
男「はあ……お客さんには負けたよ。とにかくタオル取ってくるから。」

男「はい。あとは……ジャージ、貸してあげるから奥で着替えてきな。
  そのあいだにいつもの作っておくから。」
女「ありがと……」

男「店を始めて台風の日に来るお客さんは初めてだよ。」
女「そう……」
男「そんなにうちの味が好きだったとは、嬉しくて恥ずかしいなあ。」
女(……店員さんのジャージ、大きいなあ。)


262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと857,836秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 07:42:47.83 ID:6Fl+7gU+O

>>251
「ジャージ大きい」
これツボだ


267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと854,413秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 08:44:49.56 ID:lMzsqEiJO

落書き支援
>>251
でかジャージは萌えだろjk





252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと862,910秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 06:21:56.23 ID:4qtj+wvL0

女「そうそう。近くにおいしい料理屋ができたって聞いたけど知ってる?」
男「ああ、噂には聞いてるよ。」
女「それも、ここと同じような系統の料理を出すんだよ。」
男「へえ……お客さんも行ったのかい?」
女「うん、友達に誘われて一度だけね。でもなあ、なんか違うんだよねえ。」
男「まあ、店それぞれの味があるものさ。」
女「おいしいことは確かなんだけど、やっぱり違うんだ。それに……」
男「それに?」
女「!? な、なんでもない……ごちそうさま。」
男「気になるなあ。そのうち聞かせてよ、料理の参考になるかもしれないし。」
女「う、うん……そのうちね。(いつか……いつかきっと伝えてみせる。)」


253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと861,210秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 06:52:15.85 ID:4qtj+wvL0

男「おまたせ。」
女「待ってました。もうこれなしの人生なんて考えられない!」
男「? 何かあったのかい?」
女「ん?」
もぐもぐ

女「あー、今日はちょっと仕事で、ね。」
男「そうかい。俺でよければ愚痴を聞いてあげるよ。」
女「本当? あのね――」

男「ふむ……上司のセクハラ、か。」
女「そう。やられて落ち込む様なタマじゃないんだ、私は。」
男「強がってるようにも見えるんだけどなあ。」
女「!?」
男「あ……ごめん、つい。」
女「そうかもしれない……でも、やっぱりやられっぱなしは悔しいじゃない。」
男「その気持ちわかる。」
女「でしょ? だから一発殴ってやったのよ。」
男「うんうん。それくらいはしかたないな。」
女「そうしたら、謹慎処分を食らっちゃってね……」
男「……わかった、今日は貸切で飲み明かそうじゃないか。」
女「店員さん、話がわかるねえ。」
男「どれくらいの付き合いだと思ってるんだい? それくらいのことはわかるもんさ。」


254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと860,004秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 07:06:48.70 ID:iQPGgJzrO

新ジャンルが萌えでなく、癒しに埋め尽くされてるのを初めてたかもw
…朝からあれだけど、酒飲みたくなってくるなぁ…


261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと857,898秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 07:42:36.10 ID:4qtj+wvL0

脳内補完って便利だよなあ。


ガラガラ
女「この間借りたジャージ、返しに来たよ。」
男「ああ、捨ててくれてもよかったんだけど。律儀な人だ。」
女「借り物だからねえ。ちゃんと洗濯もしてアイロンもかけておいたから。」
男「かえって気を使わせちまったみたいだな。」
女「ううん。こっちこそ、あんな天気だったのに来てごめん。」
男「と……今日も食べていくかい?」
女「もちろん、いつものね。」
男「あいよ。」
女(紙袋の中の手紙……気づいてくれるかな?)





男「手紙? お客さんも人がいいというか……」
『感謝の気持ちををこめて。 ありがとう。』


女(また告白できなかったけど……やっぱり直接伝えたいから。)


266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと854,294秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 08:42:17.80 ID:4qtj+wvL0

「にゃー。」
女「ふふ……おいで。」
男「餌、あげてみるかい?」
女「食べてくれるかな。」
男「大丈夫だよ。ある程度人に慣れてきたからさ。」

「?」
くんくん

「にゃー。」
はぐはぐ

女「食べた……」
男「ほらね。」
女「かわいいね。」
男「ああ……」



298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと844,240秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 11:33:16.98 ID:rrCNBBc4O

ひゅぅぅぅぅぅ
女 「随分と寒くなってきたわね・・・」
季節は冬。年始も過ぎれば雪も降る一番寒い時期だ。
女 「すこし、小腹が空いたかな?」
タイミングを見計らったかのように、目の前に暖簾のかかった一軒の店。
女 「ちょっと、古風だけど、中々良さげね」

ガラララララ
店主 「・・・・・いらっしゃい」
本当に小さな店だった。十人座れるか否かの位のカウンター席。こじんまりとしたスペースに見合ったこじんまりとした内装。
見たところ悪いところは無いが、店内に客は居なかった。料理を煮込む鍋や熱燗用に沸かした湯の音が静かに店内に響いていた。
女 「(他に誰も居ない・・・・・ハズレだったかな?でもまぁいいや)」
コトッ
店内 「・・・どうぞ・・・サービスです・・・」
置かれた小皿は、漬物とほんの少しの煮込み。
女 「ありがとう」
はむっ、もぐもぐ
女 「・・・・・美味しい」店主 「・・・・ありがとうございます」
客が居ないからと思っていたが、中々どうしてこうも懐かしい様な味がするのだろう。
女 「それじゃ、熱燗に適当に料理お願いできるかしら」
店主 「・・・・畏まりました・・」
無駄口はきかず、ただ淡々と料理を作り、客に出す。そんなスタイルに不思議と彼女は気分を害することは無かった。



299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと844,548秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 11:33:51.69 ID:rrCNBBc4O

店主 「・・・お待ちどう」
女 「ありがとう」
彼女も無闇やたらに口を聞くことも無かった。
女 「やっぱり美味しいわ」店主 「・・・・・・ありがとうございます」
そんなそんな店主にふと聞いてみた。
女 「無口なのね」
店主は僅かながら顔に笑みを浮かべ、
店主 「・・性分なものですから・・・」
女 「そう・・・・・・・ごちそうさま。お勘定お願い」
店主 「1600円です・・・」女 「ここに置いとくわね」店主 「・・・まいど」
女が戸に手を掛けたときであった。
女 「あ、そうだ。お店、いつから開いてるの?」
店主 「・・・・六時からですよ」
女 「機会があったらまた寄らせてもらうわ」
店主 「どうぞ御贔屓に・・・・・・」

ガラララララ
今度こそ、彼女は店を後にした。
今思えば、これが女が常連になる店との初めての出会いだった。


310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと840,084秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 12:41:52.29 ID:rrCNBBc4O

懲りずにまたもや
ガラララララ
店主 「・・・・・いらっしゃい」
女 「また来ちゃったわ」
店主 「・・・・・どうも」
相変わらずの淡白な受け答え。だがそこにやはり気まずい雰囲気は無い。
女 「この間のモツ煮込み、また作ってよ。クセになりそうだわ」
店主 「・・・・・・・・」
しばし女を見詰めたまま黙る店主。
女 「何?私変な事言ったかしら?」
その言葉に口を開く店主。
店主 「・・・・・女の方では・・珍しいですね」
女 「臓物は食感や臭いにクセがあったりするのにって?生憎私は好き嫌いしないタイプなの。美味しいモノは素直にいただくわ」
店主 「・・・・・そうですか・・・少しお待ちを。すぐ用意しますから・・・」
そう言った店主の顔は、どことなく嬉しそうであった。
コトッ
店主 「・・・・・お待ちどう」
女 「全然喋らないかと思ってたら、そうでもないのね」
店主は肩をすくめて
店主 「・・・・・・ほんの気紛れですよ・・・」

夜のとばりも降りきった頃。今日も居るのは店主と女二人きり。
店主 「・・・・・毎度」
女 「ごちそうさま」
ガラララララ

女 「あのお店、ホント気に入っちゃったわ・・・・・」
ひっそりとした街の中、今日も女は家路につく


311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと839,522秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 12:49:11.53 ID:16OSr5nz0

何度きてもここはいいな・・・不思議と癒される
こんな俺も常連といっていいのかな?



312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと838,784秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 13:06:30.77 ID:T5tU+FYwO

空気読まず投下

~コンビニ~

男「セブンスター1カートン」

女店員「\3000でございます。ありがとうございました、またお越しくださいませ」

翌日

男「セブンスター1カートン」

女店員「(昨日カートン買ったのにもう?)\3000でございます。ありがとうございました、またお越しくださいませ」

翌日

男「セブンスター1カートン」

女店員「(・・っまた。ちょっといってやろ)タバコ吸うペース早いんですね」

男「えっ?ああ最近イライラすることが多くて、気付いたらどんどん吸っちゃってるんですよね」

女店員「そんなに吸うと体に悪いですよ。ってすいませんなんか偉そうに説教じみたことry」

男「いやいや、いいんですよ。自分でも分かってはいるんです。でも・・あっ後ろ並んじゃったんでまた」

女店員「ありがとうございました。またお越しくださいませ(っか。タバコ吸う人って嫌いだったけどそんなに嫌な人じゃないかも)」


316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと837,681秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 13:21:55.79 ID:T5tU+FYwO

コンビニ続きで

翌日

男「セブンスター2つ」

女店員「セブンスター2つ・・・2つ!?」

男「そんな素で驚かなくても」

女店員「申し訳ありません。しかもお客様相手に」

男「いやいいよ。まあ今までカートンで買ってたのに急にバラ買いしたら驚くかぁ」

女店員「そりゃあ・・・でも何かあったんですか?」

男「何もないけどさ、昨日店員さんにあんなこと言われたから少し控えようと思ってね。これを機に禁煙しようかと」

女店員「なんかすいません」

男「いいっていいって。むしろきっかけを作ってくれた店員さんには感謝してんだから。ありがとう。じゃまた」

女店員「こっこちらこそありがとうございましたまたお越しくださいませ!(なんか喜んでもらえた。言ってよかった・・てか最後の笑顔・・///)」


514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 13:48:27.88 ID:049J5D2dO

うおぉぉおぉ絵にしたいシチュが山程あるのに…!!
スレ寿命72時間制限がツラい…ッ!
んでまた落書き支援ですよ

>>312・316



333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと825,568秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 16:40:44.19 ID:rrCNBBc4O

無口系第三弾

あれからそれなりに時間がたった。その間にも女はよくあの店へと足を運び、彼の料理を食した。今や女は、彼の店の『常連客』だった。
ガラガラララ
女 「こんばんわ」
店主 「・・・・いらっしゃい・・・・いつもので?」女 「ええ。お願い」
今まで続いてきた店主の淡白な受け答え。これも二人にとっては『いつもの』やり取りだった。
静かな店内には料理を作る音しか聞こえない。少し寂しいようで、寂しくない時間。何事にも邪魔されないこの空気が女は好きだった。
店主 「・・・・・お待ち」
コトッ
女 「ありがとう・・・・・あら?これは頼んでないけど?」
いつものモツ煮込みの皿の隣には出来立ての煮物の皿が並んでいた。
店主 「・・・・仕込みが終わったんで・・・・・味見してください・・・たまにはお客の意見も採り入れんと」
そう言って後に、「勿論お代は要りませんから」と続けた。

女 「サービス良いのね?」店主 「・・・・・・ほんの気紛れですよ」
女 「いっつもそれね」
これも恒例になったやり取りだ。何かサービスすれば決まっていつも「気紛れですよ」と答えるのだ。
はむっ、はふはふ
女 「ふふ、美味しいわよ。この煮物も。ここは私の好みに会うものばかりで困るわ。食べたくてもお腹に入らないんだもの」
店主 「・・・・それは残念です・・・・」
その時の店主の 何か企む様な笑みに女は気付かなかった。
女 「ごちそうさま」
ガラララララ
店主 「・・・・・・・毎度」



334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと825,860秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 16:41:20.42 ID:rrCNBBc4O

後日。
ガラララララ
店主 「・・・・・・いらっしゃい」
女 「いつものでね」
店主 「・・・心得てますよ・・」
何も変わらないいつものやり取り。いや、今日は少しだけ違った。
店主 「・・・・お待ち」
女 「あれ?・・・これって・・・」
そこには仕切りのついた皿に、いつもの煮込みとこの間食べた煮物の二つが盛り付けられていた。
店主 「・・・・・お客さん・・・どれも食べたいって言ってたから・・・・」
店主 「・・・・・半分で仕切ってみました・・・お代はいつものでいいですよ・・・・・・」
女 「え、あ・・・・」
そんな慌てた様な彼女を見て、店主は眉をひそめた。
店主 「・・・・・・・いらんかったですかね」
悲しそうな店主の様子に女はいつものクールな振る舞いには珍しく慌てて答えた。
女 「いやっ、いいのよ。ちょっと・・・驚いたのよ」
そう言った女の顔は酒のせいか赤に染まっていた。
店主の何気無い気遣いに言い様のないときめきを感じたのだった。

女 「(こんな気持ちになったの・・・・初めてかもしれないわ)」


343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと820,905秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 17:58:47.44 ID:UJ/XXciRO

ガラガラ
女「店長,いつもn…」
男「ははは,そうなんですよ」
客「まぁ,うまいですこと」
男「あ,お客さんいらっしゃいませ。いつものですね?」
女「…帰る」
男「え?あの…」
ガラガラ,ピシャン!


345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと820,838秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 18:05:21.97 ID:UJ/XXciRO

女「…誰だったんだろう,あのお客さん」
女「店長と仲良かったし…美人だったな」


店内
客「ねぇ,店長って彼女とかいるんですか?」
男「まさか,こんな不規則な生活じゃあ彼女なんて出来ませんよ」
客「そっかぁ,いないんだ」
客「よかった」ポツリ
男「え,何か言いました?注文ですか?」
客「はい,さっきの女の人が言ってた,いつもの」
男「かしこまり~」


347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと820,035秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 18:17:17.37 ID:UJ/XXciRO

ガラガラ
女「…いつもの…」
男「はい,いつもので~」
女「モグモグ…」
男「…お客さん最近元気無いですね,何かありました?」
女(!?げ,元気無いの気付いてた!?)
女「べ,別にぃ!何でも無いですよ~」
男「そうですか,こないだから何か…」
女「わ,私は元気です!至って普通です!」
男(…あれ?勘違いだったのかな?)
女「あ,店長さん,いつものデザートもお願いね」
男「はい,喜んで~」


348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと819,350秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 18:25:01.25 ID:UJ/XXciRO

ガラガラ
女&客「あ…」
男「いらっしゃいませ~」

女&客「いつもの」
男「かしこまり~」
女(この女も…常連!?)
客(この人,常連みたいね…)
女「店長さん,食後はいつものデザートね」
客「男さん,私も同じ物お願いします」
男「はい,喜んで~」
女(な,名前で呼んでる!?何で?!)
客(デザートまで…かなりの常連ね…)
男(二人とも全然食べないな…)


367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと815,037秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 19:45:15.70 ID:rrCNBBc4O

投下~投下~



ガラララララ
今日もまた店のくぐる一人の女。

女 「こんばんわ」
店主 「・・・・・・いらっしゃい・・・・・いつもので?」
女 「ええ」
半ば儀式化したいつものやり取り。いつもの様に用意する店主。
店主「・・・・・お客さん」女 「え?何?」
いつもとは違って今日は店主から女に声をかけたのだ。珍しい事に女もきょとんとした顔を見せる。
コトッ
そして料理を置きながらの一言
店主 「・・・・明けましておめでとうございます・・・・」
女 「え?ああ、そうね。おめでとう」
そう言って微笑み返す女。そう。あれから季節は一回り。また肌寒い1月がやって来た。
料理に目を向けてみれば『いつもの』煮込み・煮物の二種盛り。それにくっついて、少し遅れた正月料理。豆に鰤の照り焼き、伊達巻。それだけでも豪華だというのに今日は簡単なお造りが添えられていた。
女 「え!?ちょっと、お兄さん!?」
さすがに女もこれには狼狽えた。いくら常連で彼の『気紛れ』でも、今回はサービスの域を超えている。
店主 「・・・・・いいんですよ・・・・・今日は・・・記念日ですから・・・」
女 「え?記念日?」
記念日とは何だろう。特に今日は歴史的なめでたい日でも何でもないというのに。



369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと814,796秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 19:46:06.27 ID:rrCNBBc4O

店主 「・・・・お客さん・・・・今日で・・一周年ですよ・・・・」
女 「一周年って・・・・もしかして私が来て・・・?」
それに微笑みながらゆっくりと首を縦に振る店主。
女 「でもこんなに・・・・・さすがに悪いわ・・・」
店主 「・・・・・・いいんですよ・・・・気紛れですから・・・」
いつものセリフを吐き、笑顔を見せる店主の様子に、とうとう女は胸が締め付けられるような思いがした。
女も決して悪い容姿では無い。むしろ美人の部類に入るだろう。だがクールな性格の彼女は今まで一度も誰かと恋仲になったことはないし、同時に心を満たされるような男に出逢うことも無かった。
それがどうだろう。今目の前で静かに佇んでいる店主は自分に安らぎを与えてくれる。彼の気遣いのおかげで涙が出そうになるのをぐっと堪え、僅かながら震えた声で疑問を口にした。
女 「・・よ、よく覚えてたのね。日にちまで」
店主 「その日だけは・・・・自分でも忘れられないんですよ」
女 「え?」
店主 「・・・・・・1月・・・13・・・私の誕生日なんです・・・・」
ちょうど誕生日。おかげで店主の頭に女の記憶が残っていたのだ。
女 「ふふふ。誕生日ね」
いきなり小さく笑い出す女。
女 「それならお兄さんの記念日でもあるじゃないの」
そう言って僅かに身を乗りだし、
女 「ねぇ、せっかくだから一緒に飲みましょうよ」
共に酒を飲めと切り出した。
店主 「・・・・・そういう訳にも・・・」
渋る店主ではあったが、内心嫌そうでも無かった。しかしあくまで彼は店側の人間なのだ。
女 「いいじゃない。もう少しで閉店の時間じゃないかしら?」
時計を見てみれば、確かに閉店も近い。一人で切り盛りしてる分、閉店時間も早い。女からしてみれば、暖簾畳んで相手しなさいということだろう。



370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと814,796秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 19:46:38.86 ID:rrCNBBc4O

店主 「・・・・・・・」
そんな彼女の意図に気付いたのか
店主 「・・・・分かりました・・・・今畳んできますよ」
折れた。
手早く暖簾を畳み、奥に戻してきて彼女の隣に座る。勿論、女が文句など言うはずがない。店主の手には、日本酒とグラスがあった。
女 「あら、渋った割りには用意が良いじゃない。もしかして期待してたとか?」
上機嫌の女の言葉に
店主 「・・・・・・・どうでしょうね」
肩をすくめてはぐらかした。
そんな店主の様子に顔を膨らますものの、すぐに笑顔に戻り、
女 「まぁ、いいわ。お兄さんも用意しなさいよ」
店主のグラスに酒を注いでやる。これでは立場が逆だ。
店主 「・・・・・すいません」
それに気が付いたのか苦笑いしながら平謝り。
二人の酒が用意出来たところで、
女 「お兄さんいくつになるの?」
店主 「・・・・・・28です」
女 「あら、私と同じじゃない。知らなかったわ」
驚いた様子を見せた後、
女 「お誕生日おめでとう・・・・それじゃ、乾杯」
カチーン

女の笑顔に、店主は珍しく顔を赤に染めていた。
女 「もしかして、照れてるの?」
店主 「・・・・・・・どうでしょうかね・・・・」


まだまだ寒い冬の夜。しかしこの店は、今日も暖かかった。


372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと813,502秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 20:05:14.69 ID:4qtj+wvL0

>>367-370
いいな。
なぜか雪国で変換された。


440 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:40:30.78 ID:049J5D2dO

深夜に何というラブラブ連作祭り
静かに悶えるって苦しいわ…
そして支援しえーん
>>370



おにゃのこ変えてみた


441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:51:21.61 ID:HmmpBySJ0

>>440
お前さんの絵は発想を掻き立てられる感じがして好きなんだぜ。GJ!




381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと808,762秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 21:27:01.26 ID:iUxK02A1O

『いつもの』保守





387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと805,859秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 22:10:50.54 ID:4qtj+wvL0

寒空でぼーっとしてたら
男=店員 女=内気な常連客 という構図が思い浮かんだ。

ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「あ……どうも。」
男「今日もいつものかい?」
女「いえ……はい。」
男「あいよ。」

男「お待たせ。」
女「あ……ありがとうございます。」

もぐもぐ
女(いつものことなんだけど、二人きりは気まずい……)
男「おいしいかい?」
女「!? あ、はい。おいしい……です。」
男「そうかい。作り画意があるってもんだ。
  いやあ、お客さんくらいだよ、うちに来てお酒飲まないのは。」

女(うう……緊張して味もわからないよ……)


あれ?


401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/01(金) 23:29:12.07 ID:04N0ixnx0

何故か携帯から書き込めない・・・?

女「こんばんは~」
下っ端「お、女さんいらっしゃ~ぃ」
女「あれ?店主さんは?」
下っ端「あぁ、店長今みりん切れたんで買い出しにいってるっス」
女「あ…そうなんだ…」

下っ端「…残念そうっスね」
女「あ、いや、別にそんな…///」
下っ端「照れなくてもいいじゃないっスかww俺はもう気付いてるんスからww」
女「!?」

女「えっと…あの…もしかして…店主さんも…?」
下っ端「まさかwあの鈍感バカ店長が気付くわけないじゃないっスかww」
女「そ、そっか(ホッとしたような…残念なような…)」
下っ端「あの鈍感を振り向かせようと思うならもっと積極的にならなきゃ!」
女「でも…きっかけが…さ…」
下っ端(……)

下っ端「あ~…そういえば…」
女「え?」
下っ端「再来週店長誕生日っつってたっけなぁ~」
女「!?」
下っ端「あと、最近寒くて買い出しが辛いとかもいってたなぁ~」

女「…下っ端君…ありがと」
下っ端「何言ってんスか?ただの独り言っスよww」
女「フフッ…」


403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/01(金) 23:31:30.18 ID:Tq3zmDyO0

>>401
下っ端口調がうぜぇwww


405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/02/01(金) 23:32:03.22 ID:gusD6MO+0

>>401
下っ端に萌えてしまったwww不覚www


406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/01(金) 23:34:31.90 ID:4qtj+wvL0

>>401
下っ端www
男のひどい言われように不覚にも吹いてしまったw


407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/01(金) 23:42:04.35 ID:4qtj+wvL0

男「いらっしゃい。」
女「……こんばんは。」
男「いつものだね。ちょっと待ってな。」
女「あ……あの!」
男「ん? 今日は別のにするかい?」
女「いえ、その……お酒、ください。」
男「あ、ああ……珍しいね。」
女「今日はそんな気分……なんです。」


女「店員さん、お酒おかわり~。」
男「お客さん、そんなキャラだったっけ?」
女「いいからはやく~、ほらほら店員さんも飲も~。」
男「……しかたない人だ、付き合うよ。」


女「す~す~……」
男「眠っちまったか……まさかお酒飲むと性格が変わる人だったとは。
  まあ、新しい一面が見られてよかったかもしれないなあ。」
女「す~す~……店員さん……もっと……」
男「夢でもまだ飲んでるのか……風邪引くといけないし、毛布をかけてあげるか。」


こんな設定も思い浮かんだんだぜ。
まあなんだ、ちとやり過ぎた。


409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/01(金) 23:49:38.21 ID:Tq3zmDyO0

>>407
そして次の日何も覚えてなくてからかわれると


412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/01(金) 23:59:35.76 ID:4qtj+wvL0

>>409
ちょっと肉付けしてみるぜ。

ちゅんちゅん

女「う? 朝……?」
男「おはよう、目が覚めたかい。」
女「!? 店員……さん、どうして……?」
男「ああ。夕べは酒を飲んで寝ちまったからねえ。
  叩き起こすのもかわいそうだし、そのまま寝かせておいたんだよ。」
女「……ごめんなさい。」
男「気にすることはないさ。こっちこそ、ありがとうと言わせてもらうよ。」
女「……え?」
男「いやあ、お客さん、酒飲むと性格が変わるんだねえ。知らなかったよ。」
女「あqwせftgb!? いたたた……」
男「二日酔いかい。今味噌汁温めるから待ってな。」
女(あ……う、なんてことを……恥ずかしい……)


413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 00:08:54.77 ID:oNvM+s4Z0

>>412
良い
お客さんじゃなくて女さんの方が常連感が強くなる気がするのは俺だけかな


429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 01:15:53.82 ID:avbLTHLj0

>>413
名前呼びのほうが親しいからだろうね。


417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 00:31:07.72 ID:HmmpBySJ0

男「はい、味噌汁。」
女「あ、ありがとう……」
男「まあ、あれだけ飲めば潰れてもしかたない……か。」
女「……ご迷惑をおかけしました。」
男「いいって。こういう商売をやってるとそういう人もいるんでね。」
女「あう……」
ずずー

男「二日酔いにはシジミの味噌汁がいちばんだ。なんでも肝機能を高めてくれるんだと。
  あとは……熱いシャワーを浴びるのも効果的らしいが、浴びるかい?」
女「!? ごほっごほっ……」
男「おっと、大丈夫かい?」
女「は、はい……」



418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 00:44:22.60 ID:p8ygBa5vO

ガララララ―
男「お、いらっしゃい」
女「いつものー」
男「はいよ」

男「はい、おまたせ」コトリ
女「ん、ありがと」

女「…それでさぁ――で…」
男「…うん…それで?…」

女「お勘定ー」
男「はい、1800円ね」
女「ん」
男「はい、毎度」

女「……ごめんね、いつも愚痴っちゃって」
男「気にせんでいいさ、こちとらどうせ暇だ」
男「俺ぁ会社の事なんざわからないけど、こうやって愚痴くらいなら聞けるからさ。
ま、またいつでも来てくれや」
女「……ありがと」


なんとなく書きたかっただけなんだ保守


419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 00:47:31.17 ID:oNvM+s4Z0

男「いらっしゃい、今日は遅かったですね」

女「仕事がちょっと多くて疲れました」

男「お疲れ様です。あんまり頑張り過ぎて体調崩さないようにね」

女「私はちょっとくらい頑張らないとついて行けないから、あはは」

男「そうやって強がる所はちょっと心配ですよ。はい、おまたせ」

女「ありがとうございます。美味しそう……これだけが楽しみで今日残業してたんですよ」

男「……最近ずっと帰り遅いじゃないですか。本当に無理はしないようにしてくださいね」

女「ここによれば元気出ますから多少の無理はきくんですよ。だから大丈夫です!」

男「なんだか複雑です」


420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 00:48:48.99 ID:oNvM+s4Z0

「いつもの」もいいけど、何も言わなくてもいつものが出てくるのも良いと思うんだ



422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 00:51:54.84 ID:HmmpBySJ0

>>420
なるほど……ツーとカーの間柄か、親密でいいな。
wktkさせてもらうんだぜ。


424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:03:32.26 ID:oNvM+s4Z0

男「いらっしゃい。今日は早かったですね」

女「えへへ、やっと仕事の山越えたんですよ」

男「だから嬉しそうなんですね。はい、お待たせ」

女「ありがとう……ん? 冷酒が付いてるけど……?」

男「珍しい焼酎が手に入ったんで。私からお祝いの代わりです」

女「なんか気を使わせちゃいましたね」

男「まぁまぁ。飲んでみてください」

女「頂きます。――ストレートなのに飲みやすいですね」

男「それ、『魔王』って名前なんですよ」

女「へぇ~。とてもそんな名前のお酒とは思えないな」

男「気に入ってもらえたら今度から出しましょうか」

女「あんまり手に入らないんでしょ?」

男「だから女さん用に、ということで」


428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 01:12:56.98 ID:CWzgB9mt0

>>424
ちょっwww 鹿児島県人でも手に入らないものじゃないかwww


431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:19:58.61 ID:HmmpBySJ0

>>424
魔王……ごくり。
ちょっと焼酎買ってくるわ。


433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:22:13.26 ID:oNvM+s4Z0

>>428
実は近所に普通に売ってるw

>>431
美味いけど高いぞw


425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:03:53.53 ID:ArbIlxb8O

男「…お客さん、注文の料理、少し待ってくれるかな」
女「え、ええ…」

男「済みません、お待たせしました」
女「いつもより、少し遅かったけど…どうかしたの?」
男「…済みません」
男「お客さん専用の箸が見つからなくて…」
女「……私の?」
男「ええ。きちんと近くに置いていたはずだったんですが…。本当に、申し訳ない事をしました」
女「この箸、私のだったんだ…。知らなかった……」

女「御主人」
男「はい」
女「頂きます」
男「ええ、どうぞ」

女「……ありがとう」


429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 01:15:53.82 ID:avbLTHLj0

女「こんばんは」
男「お、もう女さんが来る時間だったか。いけないな、ついつい話し込んじゃって。
  ご注文はいつもので?」
女「……お願いします」
男「はい。いつもより少し時間かかるよ。……すまないね」
客「もしかして常連さんで?」
男「ええ。女さんが来たら店じまいの準備を始めることにしているんですよ」
客「ほほう。そりゃもしかしてこれですかい?」(小指立てる)
男「からかわないでくださいよお客さんw」
客「ああ、でもたしかにもういい時間だ。それが終わったら会計お願いできるかい」
男「はい分かりました」
 
 



430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 01:16:06.52 ID:avbLTHLj0

客「初めて入ったが気に入ったよ。また来ることにするわ」
男「ありがとうございます」
客「今度はもう少し早めにしとくかね。お邪魔になんないように」
男「お客さん、だからt……ってもう出て行かれたか」
女「……」
男「……」
女「……にぎやかな人でしたね。いいな。楽しそう」
男「そうだね。話題が豊富な人で面白かったよ」
女「私もっと色んな話できたらなあ」
男「?」
女「ほら、私そんなに話上手じゃないですし、男さんも楽しくないかなって……」
男「そんなことないな」
女「え?」
男「女さんが居るとなんとなく気分が華やぐしね。僕は今のほうがいいなあ」
女「……褒めても、何も出せません」
男「ははは。女さんはお客さんだからしなくてかまわないよ。
  むしろお客さんに出されたら僕は店を畳まなきゃ」
女「それは嫌っ」
男「……大丈夫。女さんが閉めろというまでは開けておきますよ」

女(り、リップサービス、これは多分リップサービスなのよ女!落ち着け私!)


436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:32:37.23 ID:7/4qj2Gw0

色々考えた末に結局喫茶店にした。

チリーン

男「いらっしゃいませ」
女「こんにちわ、お席空いてますか?」
男「ええ、いつもの席がそちらに」
女「ありがとうございますっ。すいません、何だか強要しているみたいで」
男「構いませんよ、この時間はいつもあまりお客様は来られませんし。いわば貴女の特等席ですから」
女「そう言ってもらえると嬉しいなぁ」

男「ところで今日は何にしますか」
女「いつものセットを。飲み物は濃いブラックで」
男「ははぁ……実は徹夜明けですね」
女「あら、やっぱり分かっちゃう?」
男「目にクマができていますよ、化粧で隠し切れていません」
女「本当?うわっ、最悪……」
男「仕事も大切ですが体も大事にしてくださいよ。はい、特製コーヒーです」
女「ありがと。……うん、温かいなぁこの味」

スレ汚し&長文ごめん。本当は駄菓子屋とか考えてたんだけど、ジャンル「常連客」から外れそうだったから止めた……。


442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:51:24.42 ID:7/4qj2Gw0

男「ところで初めて来たとき一緒にいた女の子達はどうしたんですか?あれ以来あまり見ていませんが」
女「あっ……うん、どうしたんだろうねー。皆でいいお店見つけたねって言ってたんだけど」
男「うーん、他のお店に取られちゃったかなぁ」
女「た、多分忙しいんですよ皆!あは、あはははっ」
男「そうですか、また今度皆さんでいらしてくださいね」
女「は、はいっそうですね!ではここにお勘定置いておきますので!ご馳走様でしたっ」

バンッ!チリリリーン

女(言えないっ……。皆が私に気をつかって店に行かないなんて言えないっ!)


443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:52:27.25 ID:HmmpBySJ0

まだ誰も書いてないみたいだから書いてみる。
最初に店に来たときの話だぜ。


女(今晩、どこで食べよう……あまりにぎやかな場所は得意じゃないし……
  ちょっと離れた場所なら静か……だよね。)

ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「あ……こんばんは。」
男「ゆっくりしていってくれよな。」
女「は、はい……」

女(う~……元気な店員さんだなあ……)

女「じゃあ、これを……」
男「あいよ。ちょっと待ってな。」
女(他にお客さん……いないみたい。大丈夫なのかな……)

男「お待ち。」
女「あ、ありがとうございます……」
もぐもぐ

女「!! おいしい……」
男「だろう? 人に食べてもらうんだ、まずい物なんか出せるわけがないよ。」
女「でも……」
男「まあ、見てのとおりのあばら屋だけどな。いつかは綺麗な店を作るのが夢なんだ。」
女「そう、ですか……」

女(味はおいしいのに……でも静かで、どこか温かい感じがする……)


444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 01:54:59.01 ID:oviseMGZ0

何この良スレwwwwwwwwwwwwww


445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 02:03:33.44 ID:/Nw3RdlPO

もっと評価されるべき保守


447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 02:21:16.81 ID:HmmpBySJ0

しかし……>>1さん来てくれないかなあ。

「都心部では雪の影響で電車のダイヤに影響を及ぼしてるようです。いやあ、都会は大変ですねえ。」

男「まったくだなあ、都会じゃなくてよかったよ。しかし今日は冷えるなあ。」
女「……そうですね。」
もぐもぐ

女「ごちそうさまでした。……おいしかったです。」
男「おう、ありがとう。暗いから気をつけてな。」
女「はい、それでは……」

ガラガラ
女「あ……」
男「……こっちでも雪、降ってたんだな。」
女「そうみたい、ですね。」
男「うちの傘使っていきな。たくさんあるから一本くらいあげるよ。」
女「あ……はい、ありがとうございます。」

女(店員さんにもらったものだから……大切に使おう。)


449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 02:49:36.45 ID:HmmpBySJ0

女(欲しい物も買えた……ちょっと休憩していこうかな。)

カランカラン
「いらっしゃいませ。一名様ですか?」
女「は、はい……」
「少々お待ちくださいませ。」
女「込んでる……」

「お客様、大変申し訳ありませんが、相席でもよろしいでしょうか?」
女「あ、はい。」
「では、席にご案内致します。」


男「あれ? お客さん?」
女「あ……店員さん。」
男「偶然だな。」
女「そうですね……あの、今日お店は?」
男「ああ。休みなんで、たまには外食でもと思ってね。」

女(私服姿の店員さん……初めてだ……)


451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 03:08:42.92 ID:HmmpBySJ0

>>449の続き。

「ご注文はお決まりですか?」
女「え? あの……」
男「まだ決まってないから、あとで呼ぶよ。」
「かしこまりました。」

女「あの……」
男「焦ることはないさ、ゆっくり決めるといいよ。」
女「はい……ありがとうございます。」

女「えと……店員さんは、何を注文されたんですか?」
男「はは。自分の店にいないのに店員さんは変だな。男でいいよ。
  あとお客さんと呼ぶのもおかしいな……よかったら名前で呼ばせてくれるかい?。」
女「え? あ……女、です。」
男「女さん、だね。俺はチーズが好きだからカルボナーラを頼んだんだ。」
女「カルボナーラですか……いいですね。」
男「女さんも好きかい?」
女「は、はい……」
男「そっか……じゃあ、今度チーズを使った料理を考えてみるか。」

女(男性に名前で呼ばれたの……初めてだ。)


452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 03:12:42.75 ID:HmmpBySJ0

>>451の続き。

「ご注文を賜ります。」
男「カルボナーラ一つね。」
「かしこまりました。 お客様はお決まりでしょうか?」

女「え? あ、あの……私も、同じのを……」
「かしこまりました。少々お待ちくださいませ。」

男「すみません。あと、食後にバニラアイスを……二つ頼むよ。」
「はい、かしこまりました。少々お待ちくださいませ。」

女「ふふ……」
男「? 男で甘い物が好きなのはおかしいかい?」
女「あ、いえ……二つもなんて、食べ過ぎじゃないかな……と。」
男「さすがにね。一つはお客……いや、女さんの分だよ。」
女「え? えと……」
男「いつも贔屓にしてくれているから、せめてものお礼さ。」
女「でも……」
男「ただし、今後ともうちをご贔屓に……というのは反則か。」
女「いえ。店員さん……男さんのお店はおいしいですから。」

女(それに……男さんのお店にいると安心できるから……)


なんだか方向が外れてきたな。ここまでにしておくんだぜ。


453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 03:44:48.27 ID:HmmpBySJ0

ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「こ、こんばんは……」
男「今日はいいものを作るから、楽しみに待ってな。」
女「?」

男「お待たせ。もう匂いでわかっちゃったかもしれないけど、チーズを使った料理を作ってみた。」
女「おいしそう……」
男「だろ? まあうちの感じとちょっと違ってくるが……裏メニューってところだな。」
女「裏メニュー……ですか。」
男「いかにも常連さんしか知らない、って感じでいいだろ?
  冷めないうちに食べちゃってよ。」
女「あ、はい。いただきます。」
もぐもぐ

女「おいしいです。」
男「……本当、うまそうだなあ。よし、もう一つ作って自分で食う。」
女「え? お店は……」
男「今日は閉店だ。個人経営だし誰にも文句は言わせないさ。」

もぐもぐ
男「うん、これはうまいな。」
女「ふふ……自画自賛、ですよ?」
男「ははは、そいつは言わない約束だぜ?」

女(私の分を分けてあげたんだけど……でも、これでもいいかな。)


458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 04:28:51.99 ID:Z0FKAiIaO

保守ついでに投下


男「お、おいっ!」
女「……」

男「おいっ、アンタ」
女「な…んれすか?」
男「いやいや、店の前で倒れられてちゃ困るよっ!」 

女「……ふぇ?」
男(う……目がうつろ)

女「……おなか、すいた」
男「か、かつえてんのかよ」
女「もう3日も食べてないし、いい匂いがしたから……」
男「むぅ……」

ぐぅきゅるるーーーー
女「また、おなかが……」
男「えーい! もう!」 
女「ふぇ?」
男「とにかく店ん中入れ! 周りの目が気になってかなわん!」



461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 04:33:06.10 ID:Z0FKAiIaO

男「食え」
ドン!
女「……えぇっ、ウチお金持ってないよ」
男「いいから、食え」
女「でもっ」
男「いいから! 食いモン屋の前で飢え死にされちゃ困るんだ」
女「は、はい」
男「ご馳走してやるんだから、素直に食いやがれ」
女「じゃ、あの……いただきます」
男「おぅ、食え食え」

女「ぁ……」
男「……ん?」

女「……おいしい」
男(……うわ)

女「おいしいよっ!!」
男(……泣いてる)

女「すごいっ! すごいよ! こんなに美味しいものっ初めて!」
男「あー、わかったから。黙って早く食え、麺が伸びんだろ」
女「はっ、はぃ!」

男(……お、俺のラーメン食って泣く奴とかいるんだな)
女「…ガツガツ」
男(良い食いっぷりだわ)


462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 04:35:42.82 ID:HmmpBySJ0

>>461
これはまた変わった感じが新鮮だ。
wktkさせてもらうんだぜ。


463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 04:38:22.05 ID:Z0FKAiIaO

女「あの、ご馳走さまでした」
男「おぅ、よく食ったな」

女「本当に、あのっ」
男「良いよ良いよ、気にすんな」
女「でっ、でも、ウチはどうやってお礼すれば……」
男「お礼なんて要らねーよ。あんな美味そうに食ってくれただけで十分さ」
女「ありがとうございますっ」

男「……へへん、久しぶりに良い気分だ」
女「ウチ……絶対、このご恩は忘れません!」
男「もう気にすんなって」
女「……でも」
男「まぁ、そんなに言うなら、また食いに来てくれよ!」
女「はいっ! 必ず!」

男「……しかし、何でぶっ倒れちまうほど何にも食えなかったんだよ」
女「あの、実はウチ、山から降りてきたばかっかりで、都会の事がまったくわからなくて」
男「山から……?」
女「ウチ、タヌキなんです」

男「……はぁ?」


464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 04:40:53.69 ID:GLpPYunuO

なんという変化球。
これにはらにやにせざるを得ない。


465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 04:41:24.85 ID:Z0FKAiIaO

客「おーい、てんちょー」
男「へい、なんでしょう」
客「生中をもう一杯」
男「へい、わかりました」

客「なぁ、ところで、てんちょーさんよ」
男「なんですか?」
客「今日もそこのカウンターの席に、可愛らしい姉ちゃんが座ってるけど、ありゃーなんだ?」
男「へ? ……あぁ」
客「何も注文せんとただ座ってるだけやから、気になって気になって」
男「えーと、まぁ、常連客ですよ、彼女は」
客「へへへっ、てんちょーにもついに女が出来たかー」
男「べっ、別にそういうわけじゃ! 彼女はワケありで」
客「おっ、図星かよ! へへへっ」

女(にこにこ)

客「……くぅー、可愛いねぇ。てんちょーの事ずっと笑顔で見てやがるんだもん」
男「……はは」
客「いやー、あんなベッピンさん、どこでたらしこんできやがったんだか」
男「まぁ、色々ありまして」



543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 17:13:18.71 ID:049J5D2dO

>>458~ 行き倒れタヌキ娘



どう見てもみみっ娘幼女です


547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 17:26:32.72 ID:G0TOzl3e0

>>543
和む絵柄だ……


467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 04:59:25.88 ID:HmmpBySJ0

女「こんばんは、店員さ……男さん。」
男「やあ。いらっしゃい、お客……女さん。」
女「……」
男「……」
女「ふふ……」
男「ははは。」
女「やっぱりだめですね……呼び慣れてる方じゃないと。」
男「だなあ。ついついお客さんと言いかけちまう。もうこのままでいいか。」
女「そうですね……」
男「と、いつもの作っちゃうからちょっと待ってな。」
女「あ、はい。」

女(女さんと言われて嬉しかったけど……今のままでも十分、かな。)


468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 05:02:28.00 ID:SNguZrLQ0

>>467
もうこれはカップルになる目前だなwww
羨ましい


471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 05:21:35.50 ID:HmmpBySJ0

>>468
んなことはないだろ……確かに見えるな。
投下順番間違えたか……


女「ごちそうさま、でした。」
男「おそまつさま。」

ガラガラ
女「あ……流れ星。」
男「ん?」

女(店員さんと……いつまでもいい関係でいられますよう……あ、なくなった。)

男「綺麗だったかい?」
女「……はい。」

女(残念……だったな。)


475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 06:08:59.97 ID:HmmpBySJ0

とんとんとん

じゃー

男「お待ちどうさま。」
女「ありがとうございます。」
もぐもぐ

女(あ……店員さんが、私を見ている……)
男「いつもうまそうに食ってくれるなあ。」
女「え……?」
男「ああごめんごめん、俺はやっぱり料理人だからさ、お客さんの反応が気になるんだよ。」
女「そうですか……」
男「逆に渋い顔して食べられると、どうにかして巻き返してやるぜ、と意欲も沸くんだ。」
女「強いんですね……」
男「なあに、ただのひねくれものなだけさ。」

女(店員さんの強さ……私にも分けてほしい……な。)


476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 06:30:09.78 ID:HmmpBySJ0

女「男さん、おかわりはまだ?」
男「……ちょっと待ってな。」

男(まさか隠し味の日本酒で反応するとは思わなかった。
  ちゃんと熱を加えてアルコールを飛ばしたはずなんだがなあ……)

男「お待たせ。」
女「待ってました~」
ごくごく

男「お、おい。今日はあまり飲みすぎるなよ? この間みたいに二日酔いで苦しむことに――」
女「大丈夫だよ~、自分の加減はわかってるから~」
男「……酔っ払いの言うことほどあてにならん。」

~そして翌日~

男「お客さん、おはよう。」
女「あ……店員さん。おはよう、ございます……」
男「今回は大丈夫かい? 夕べも大分飲んでたけど。」
女「え? いたたた……」
男「ほら言わんこっちゃない……案の定、味噌汁作っておいて正解だったよ。」


480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 07:13:08.27 ID:HmmpBySJ0

『準備中』

女「あ……今日はまだなんだ……」

ガラガラ
男「あれ? お客さん、いつものを食べに来たのかい?」
女「はい……」
男「そっか、まだ準備中なんだが……まあいい、外は寒いし中に入りなよ。」
女「え、でも……」
男「いいから入った。」

男「すぐに準備するからちょっと待っててくれ。」

女(準備中なのに……いいのかな。)

男「お待たせっと。」
女「あ……ありがとうございます。」
もぐもぐ

女(なんでだろう……いつもよりおいしく感じる……)


481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 07:45:56.32 ID:HmmpBySJ0

ガラガラ
男「今日はいい天気になりそうだな。」

さっさっさっ

男「よし……こんなもんだろ。」

男「さ、準備準備……と。」


ガラガラ
女「こんにちは……」
男「いらっしゃい。今日は明るいうちにいらっしゃいませ。」
女「今日は……仕事もお休み、ですから。用事のついでに……と。」
男「なるほど……すぐに作っちまうからな。」

男「お待たせ。」
女「ど、どうも。」
もぐもぐ

女「あの……しばらくここに居ても、いいですか?」
男「ん? 何か用事があるんじゃないのかい?」
女「え? あ、あの。そ、外は寒いから……」

女(店員さんに会いたかった……なんて言えないよ。)


486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 09:04:28.15 ID:HmmpBySJ0

男「なんだかんだ言って……うちに来てくれるのはお客さんが多いね。」
女「え……?」
男「常連さんができたのは嬉しいよ。でももっと多くの人に食べてもらいたいとも思ってるんだ。」
女「はい……」
男「ちょっと宣伝してみようかなあ……」
女「あ、あの……」
男「宣伝費も結構かかるだろうし……やっぱりビラを配るのが定石かな?」

女(そうなったら……お客さんが増えたら、ここに来づらくなるかもしれない……)

男「でもなあ……店もそんなに広いわけじゃないし、外観も古いし……今のままでも十分か。」

女(よかった……しばらくは大丈夫そう……)


499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 11:22:05.05 ID:zg92kGU5O

このスレもあと9時間か


501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 11:54:39.33 ID:oNvM+s4Z0

男「はい、どうぞ」

女「ありがとう」

男「休日に来るなんて珍しいですね」

女「なんか家にいても落ち着かなくて。やることもないし」

男「他のお客さんも居ませんし、ゆっくりしていってくださいよ」

女「家よりここの方が落ち着くって、考えたら変ですよね」

男「嬉しいこと言ってくれるじゃないですか。今日はコーヒーお代わりサービスでいいですよ」

女「本当ですか? やった!」

男「この時間あんまりお客さん来ないんで、私も保守に付き合いますよ」

というわけで保守


502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 12:11:16.60 ID:oNvM+s4Z0

女「一緒に飲みませんか? カウンターでカップ拭いてるのも飽きたでしょう?」

男「邪魔したら悪いと思って。実は手持ち無沙汰だったんです」

女「邪魔だって思うなら来ませんよ」

男「じゃ、失礼して」

女「モカ・マタリですか」

男「香りで当てられるとは思わなかったな」

女「何年通ってると思ってるんですか? 後で一口下さいね」

男「一口と言わず一杯淹れますよ」

女「そうじゃないんだけどなぁ」

男「?」



509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 13:12:47.18 ID:oNvM+s4Z0

男「……どうですか?」

女「う~ん……ここのコーヒーと合わせるならもうちょっと味は軽めが良いと思います」

男「ちょっと濃すぎましたか」

女「普通のお店だったらこれで良いと思いますよ。でも喫茶店の軽食メニューですからね」

男「そうですか。お客さんに出す前に女さんに味見てもらってよかったですよ」

女「あ、ひどい。私お客さんじゃないんだ」

男「そ、そういう訳じゃないですって」



511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 13:27:17.33 ID:oNvM+s4Z0

女「あ、今度は良いですね。コーヒーとも相性ばっちりですよ」

男「よかった」

女「今度からこっちもたまに頼もうかな」

男「女さんのお墨付きですから、こっちも自身をもって出せますよ」

女「でも他の人には出して欲しくないかなぁ」

男「え?」

女「嘘ですよ。きっと人気でますよ」




526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 15:14:10.68 ID:G0TOzl3e0

男「いらっしゃい」

女「どもー。今日も寒いですね」

男「ゆっくり暖まっていってください。はい、どうぞ」

女「ありがとう。あれ? ケーキセット?」

男「私からのプレゼントですよ」

女「え? あ、今日私の誕生日なんだ」

男「自分で忘れてるあたりが女さんらしいですね」

女「男さんだって自分の誕生日忘れてたくせに~」

男「いやいや、この年になればそんなもんですって」

女「そうですか? 私は嬉しいなぁ。こうやって覚えててくれる人がいるし」

男「なるほど……。じゃあ私も嬉しいって事で」

女「ふふふ、何それ?」


531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 15:25:56.23 ID:G0TOzl3e0

男「お帰りですか? お会計、こちらになります」

女「えーと……はい」

男「丁度お預かり……この箱は?」

女「誕生日プレゼントのお返しって訳じゃないんですけど、私からプレゼントです」

男「今日何かありましたっけ……?」

女「今日は何月何日ですか?」

男「2月14日……あ!」

女「男さんいっぱい貰ってそうだけど」

男「そんな事ないですよ。ありがとうございます」

女「あんまり良い出来じゃないかもしれないですけど」

男「手作りですか? 嬉しいなそれは」

女「毎年本命1個しか作らないんですよ、義理ってなんだか好きじゃなくて」

男「え?」

女「それじゃ、ごちそうさまでした~」

男「え? あ、あわ、ありがとうございました……」


541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 17:01:19.19 ID:G0TOzl3e0

女「ここ、もうちょっと宣伝すればもっとお客さん増えると思いますよ」

男「にぎやかな雰囲気ってあんまり好きになれないんですよ」

女「よかった。お客さんいっぱい居たら、多分私……」

男「だから、これからもちょくちょく顔出してくださいよ」

女「ご心配なく。男さんが『もう飽きた』って言うまで顔出し続けますから」

男「じゃ、私も『もう飽きた』って女さんに言われるまで、コーヒー出し続けますか」

女「それなら一生淹れ続けてもらわないとなぁ」

男「じゃ、女さんも一生常連で居てくれないと困りますね」

女「お、結構大胆発言ですね」

男「女さんには敵いませんよ」


548 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 17:28:12.01 ID:udxomGwKO

タクシー


男「いらっしゃい。あ、女さんですか」

女「ええ、また、なんです」

男「無理もないですよ。このどしゃぶりですからね
今日はどちらまで?」

女「え?あっ!決める前に乗っちゃいました!
今決めるんでちょっと待っててください!」

男「はは、困ったお客さんですね。ごゆっくりどうぞ」



女「くー…」

男「せめて決めてから寝てもらえないかな」





スマン、勢いでやった。ROMるわ


549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 17:29:30.13 ID:p8ygBa5vO

>>548
タクシーか

新鮮でいいと思う


555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 18:48:00.25 ID:HmmpBySJ0

それは例年稀にない寒い日のこと。
いつもどおり”いつもの”を食べに……いや、店員に会うために来た。

ガラガラ
男「いらっしゃい。」
女「あ……こんばんは。」

長い事来店し、今では常連と呼ばれるようになったが、まだ人と話すとどもってしまう。
相手がたとえ店員だとしても、だ。

男「ちょっと待ってな。」

何も言わなくても何を食べるかわかってくれる、そんな関係が好きだった。
話すのが得意でないため、それが安心できた。

男「お待ち。」
女「あ、ありがとうございます。」
もぐもぐ

こんな関係がいつまで続くかはわからない。
もしかしたら明日には最後になるかもしれない。
でもそれでもいい。
そう。この瞬間が幸せなのだから……

女「あ、あの……また、来ますね。」
男「ああ。いつでも来な。」

~To be continued?~


560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 19:47:10.19 ID:RZjMvJvJO

見さらせぇ!


女 「ねぇ、お兄さん」
何時もの通り女が彼の店で食事をしている時に、ふと店主に問う。
女 「不躾な質問するけど、ここって利益出てるの?」
いつも女が来るときは決まって誰も居ないのだ。たまにであったら偶然だが、女はここに通い始めてから一度も他の客の顔を見たことがない。
店主 「・・・・・・ああ」
店主の方もそういえばとこの事実に気付き、納得したような声を上げた。
店主 「・・・・・それなりに食べていけるくらいには・・・来てますよ」
女 「ほんと?私見たこと無いわよ?」
店主 「・・・・・・お客さんが来るときは・・・いつも・・・開くんですよ」
困った様なその様子が、嘘ではなく、本当に必ず入れ違いになっている事を彼女に教えた。
ほっと息を吐く。安心したのだ。いつも客が居ないからいつかここに来れなくなってしまうのではないかという不安がよぎったのだった。
女 「常連さんなのかしら?」
店主 「・・・・・・・・親父の頃からの馴染みですよ・・・・・・皆さんね・・・」
『親父』・・・・その言葉が意味する事は、この店は親子代々続いてきたということか。
女 「お父さんが始めた店なの?」
店主 「ええ・・・・・・親父も・・・こうやって・・・静かにやってましたから・・・・・」
店主の脳裏に浮かぶのは、幼き頃の記憶。父も今の自分の様に度々足を運ぶ客相手に淡々と料理を出していた。いつも話すのは客ばかり。寡黙な父は聞き上手だった。それをよく店の中で眺めていたものだったが、『・・・・・邪魔するなよ』とだけ告げられ、静かにしていた。
当然父に、構う暇など無かった。いつも構ってくれたのは常連の客だった。
父親に不満は無かった。客商売が忙しいのは『そういうものなのか』と思ってたし、暇な時があればたまには構ってくれたりもした。



561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 19:47:47.67 ID:RZjMvJvJO

女 「父親に似たのね」
店主 「・・・・・・らしい・ですね」
女 「お父さんは?」
店主 「・・・・6年前に死にました・・・・母も後を追うようにすぐに逝きましたから・・・・」
女はまずったと思い、苦い顔をした。それを見て
店主 「・・・・・いいんですよ・・・・・・十分長生きでしたし・・・」
女 「・・・ごめんなさいね」
店主 「・・・・・・・いいえ」
ここにきて気まずい雰囲気が流れる。なんとも居づらい。そんな空気を払拭しようと思ったのか
店主 「・・・・・最期の日も・・・・ここに立っていたんですよ」
天寿を全うするその日まで、父親はカウンターに立っていた。閉店まで客の相手をし、全ての片付けを終えた後、全てを終わらせたかのように安らか逝った。一応遺言もあった。

『・・・・・うまくやれよ』

高校を卒業してからすぐに父親の下で修行して四年。今思えば父親は何か急いでいた様な気もする。きっと自分を一人前に鍛えたかったのだろう。

そこまで語った後、店主は柄になく話過ぎたと思って女を見ていたが、
女 「良い話ね・・・・」
彼女の目尻には涙が溜まっていた。感動した故に、そしてこんなことを自分に話してくれた嬉しさ故に。



562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 19:56:01.93 ID:RZjMvJvJO

コトッ
そこに照れ隠しのように置かれる料理
女 「この『気紛れ』も似たのかしら?」
店主 「・・・・・みたいですね」
気に入った客相手には、良くサービスする事もあったがいつも決まって『・・・・気紛れだよ』とのたまうのだ。

女 「(気に入った客だけ・・・・か。嬉しいな)」
その事実に無性に胸が熱くなる女であった・・・

ガララララ
そこに戸を開ける音が響く。
客1 「やぁ、男ちゃん。お邪魔するよ」
客2 「おや、なんだかえらい別嬪さんがおるのぉ」
客3 「若大将いつの間に連れ込んだんだい?」
中年の三人組だった。
店主 「・・・・・・・件の人達です」
初めて見る顔触れ。自分よりも彼と付き合いが長いことにちょっと妬きながらも
女 「こんばんは。私も長いこと来てるんですよ?ちょうど皆さんの話題をしてて」

その日はとても賑やかだったが、女にとっては新鮮だった。


563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 20:13:12.73 ID:HmmpBySJ0

>>560-562
まったく、お前さんて奴は……全私が泣いた。そしてニヤニヤしてしまった。


574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 21:24:16.50 ID:HmmpBySJ0

いかにも最後っぽい話を。
ありがちな展開か、または別の展開なのか。
どう想像するかは君たちの自由だ。


―某街の飲食店にて―

ガラガラ
男「おや、お客さん方おそろいで。」
女「いらっしゃい。あ、ちょっと片付けるから待っててね。」


男「と……できたよ、運んでくれるかい。」
女「あいよ。」


女「お待たせ。これ、うちの自信作だから。おいしいよ~。」
男「それだけじゃないさ。俺が作るものはなんでもうまいよ。」
女「まったく……まあおいしいのは確かだけど。あ、冷めないうちにどうぞ。」


外観はまるで営業していないように寂れても見える。
客を呼ぶのは味、そして店の空気。決して外観だけじゃない……それを証明するいい実例だ。
この店は今日も大盛況のようである。


575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 21:32:06.61 ID:049J5D2dO

締めに相応しいねぇ、イイ!
さてそろそろ閉店時刻も迫ってるんでオマケ付き移転案内しちゃうぞ☆


今宵も当店へと脚をお運び下さいまして、誠に有難う御座います。
さて、既に馴染みと成られました皆様方にはお伝えするにも心苦しいばかりでは御座いますが、
今宵をもちまして当店、この地での商いを仕舞う事と相成りました。
長らくの御贔屓・御愛顧、誠に有難う御座いました。
尚、今後に尽きましては新店舗にて、皆様方の御来店を心よりお待ち申しております。

店主



579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/02(土) 21:40:17.21 ID:G0TOzl3e0

便乗して最終回っぽい話を

女「そろそろ帰りますね」

男「外もう暗いですから、気をつけて」

女「寒そうだなぁ……。今日は男さんの家に泊めてもらおうかなぁ」

男「いいですよ、ぜひ泊まっていってください」

女「な~んて、冗談……え?」

男「はは、毎回私がからかわれてますから、今度はお返しです」

女「も~。やめてくださいよ、本気にしたくなるじゃないですか」

男「しても構いませんよ。喜んで受けて立ちます」

女「ふふっ、受けて立つはないでしょう」

男「すいません、締まらない決め台詞で」

女「でも今のは嬉しかったから覚えておきます」

男「思わぬところで言質をとられてしまいましたね」

女「この証拠は後で使いますから、覚悟しておいてください」

男「分かりました。楽しみにしてますよ」





272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと852,721秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:10:16.82 ID:4qtj+wvL0

『本日休業』

女「今日は休みか……朝確認しておけばよかったなあ。」

女「あそこで食べるのが習慣になってたから、どこで食べようかな。」

女「あれは店員さん……と、女の人?」


男「まったく、買い物くらい一人で行ってくれよ。」
「いいじゃない。付き合ってくれたって。」
男「わざわざ店を休みにまでさせて……こっちは商売やってるんだぞ。」
「そんなこと言って、実は嬉しいくせに。」
ぐいっ
男「ばっ、そんなわけないだろっ。」


女「そっか……彼女さん、いるんだね。」

女「なんだろう……切ないよ……」

次の日から、女は男の店に行かなくなった。



274 名前:[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:17:29.84 ID:4qtj+wvL0

男「……今日もあのお客さん来なかったな。」

男「これまで毎日のように来てたのに、引っ越したのかな。」

男「……おかげで、今日も材料が余っちまった。」

男「仕入れる量、減らすかな……」


女「なんでだろう……あれほど食べたかったいつものが食べたくなくなってきた。」

女「毎日のように食べてたのにな……」

女「これが、失恋というやつなのかなあ……」

女「引越し……しようかな。でも最後に――」



275 名前:[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:17:45.10 ID:4qtj+wvL0

男「……」

ガラガラ
男「いらっ……しゃい。」
女「……こんばんは。」
男「久し振りだね、お客さん。」
女「……うん。」

男「いつもの、おまたせ。」
女「ありがと……」

男「? 早く食べないと冷めちまうよ。」
女「……あの。」
男「ん?」
女「一つ……質問しても、いい?」
男「どうぞ。」

女「彼女……いるの?」



276 名前:[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:18:03.43 ID:4qtj+wvL0

男「彼女?」
女「このあいだ、女の人と楽しそうに買い物してたから……」

男とその女の人の楽しそうなやりとり、思い出すのは苦しかったが脳裏から消えない。
ここ数日、何度も消そうと努力してみたがどうしても消えてくれなかった。

男「あ、ああ。あいつはだな。」
女「言わなくていい!」
男「お客さん? 聞きたかったんじゃ……」
女「ううん! 聞いたところで結果は同じだから。」
男「俺の知ってるお客さんはそんな人じゃなかったはずだ。」
女「!!!」

女(そっか……私はやられっぱなしは悔しいんだ。
  結果がどうであれ、ここで聞かないのも悔しいんだ。)
女「聞く!」
男「……ふっ、お客さんはそうじゃなきゃな。じゃあ言うよ。あいつは俺の――」



男「妹だよ。」



277 名前:[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:18:20.71 ID:4qtj+wvL0

女「へ?」
男「へ? いや、俺の妹なんだが。まいったなあ、あんなところを見られてたとは。」
女「でも……腕を組んだりして……」
男「そんなとこまで……恥ずかしい妹だよ、まったく。何かとべたべた引っついてくるんだ。」
女「そう……だったんだ……」
男「しかし、なんでそんな質問を? あ、もしかして彼女かと思ったかい?」

女「うん。私……彼女だと思って不安だったんだ。」

女「店員さん、私……私は……」

女「私は、あなたが好きです。」

男「そっか……お客さんは俺のことを……」
女「……返事を、聞かせて?」
男「……すっかり冷めちまった。ちょっと待ってな。」



278 名前:[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:18:35.17 ID:4qtj+wvL0

男「俺の返事は……こうだ。」
ごとっ

女「……?」
男「俺の返事はいつものを食べてくれればわかる。」
女「え……うん。」
もぐもぐ

女「……おいしい。」
男「その笑顔だ。」
女「え?」



279 名前:[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:19:03.21 ID:4qtj+wvL0

男「俺は料理人として、悲しい顔で食べてもらいたくない。
  ……なにより、一人の男として。」

男「俺は……あなたの笑顔が見たい。それが俺の答えだ。」

男「料理を作ることしかできないが、こんな俺でよければ……これからもよろしくな。」
女「うん……うん……ぐすっ。」
男「言ってるそばから……」
女「違うの……これは、嬉し涙なの。」
男「そっか……嬉しさで泣かせる料理、か。」
女「ぐすっ、ふふ……嬉しくておいしかったら涙、出るよ?」
男「ははは。これはいい売りになるな。」
女「でも、私にだけじゃだめかな?」
男「……いや、それでもいいさ。」


長くなかなか実る気配がなかった片思いが今、終わった。
二人を結びつけたのは”いつもの”料理だった。
ひょっとしたら恋愛成就の魔力が込められているのかもしれない。

~fin~



281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと852,278秒[sage] 投稿日:2008/02/01(金) 09:20:32.63 ID:pEQ+W/jA0

甘すぎてとろけそうだ


283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと851,725秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 09:25:26.10 ID:AgOt1nr2O

泣いた


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと854,413秒[] 投稿日:2008/02/01(金) 08:45:18.70 ID:lPnfNrb8O

気付けば僕達は






新ジャンルスレの常連になっていた




588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 21:52:10.11 ID:HF2TLtLZ0



ご馳走様
またくるよ




もう一度、ごちそうさまがききたくて。


新ジャンル「浅窓の令嬢」
新ジャンル「神龍」
新ジャンル「テンパり三等兵」

女幽霊「……あら貴方、私を怖がってくれないの?」
『聞かないでください』

新ジャンル「家出少女」
新ジャンル「ヴィジュアル系ヤクザ」
新ジャンル「蒼星石になって、男くんにご奉仕したいよぅ・・・」
新ジャンル『ロリ校長』
新ジャンル「照れ卑猥」

新ジャンル「ドラクエ」
新ジャンル「頭のよわい子」
新ジャンル「ティウンデレ」
新ジャンル「常に低体温症」
新ジャンル「こんな事もあろうかと」

新ジャンル「素のハルヒ」
新ジャンル「しちゃった」
新ジャンル「DOQ妹」
新ジャンル「たばこ」
新ジャンル「悪役好き」

新春ジャンル「お正月」


このWebページのtweets

2008/02/05(火) 22:00|ニュー速VIPCM:21TB:0Topこの記事をはてなブックマークに追加 このエントリをつぶやく

<<オリゼーのAAできたよー(^O^)/ 他ホーム暇だから、過去の恋愛話でも聞いてくれないか>>

最新の記事

2017.06≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫2017.08

人気記事の一覧を見る全記事一覧を見るTop

トラックバック

    トラックバックURL

    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント

  1. 名前: 投稿日:2008/02/05(火) 22:34 ID:No.12562

  2. このコメントは管理者の承認待ちです

  3. 名前:通販さん@賛成です 投稿日:2008/02/06(水) 00:12 ID:QPJmzeK2No.12565

  4. 途中で設定が入り乱れてこんがら。

  5. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/06(水) 00:14 ID:-No.12566

  6. なげーよww

  7. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/06(水) 00:43 ID:-No.12567

  8. 終わりよければなんとやら
    最後のレスいいなw

  9. 名前:VIPPERな名無しさん 投稿日:2008/02/06(水) 00:45 ID:-No.12568

  10. 1(RemG0tHv0)の女キャラが正義

  11. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/06(水) 01:11 ID:-No.12570

  12. 和ませてもらいました。
    ツンデレ好きだねwww

  13. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/06(水) 06:28 ID:kpjYxc8INo.12576

  14. この絵柄には見覚えがある
    …つーか、ほぼ誰か分かったぜ

  15. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/06(水) 21:03 ID:-No.12595

  16. ご馳走様でした。

  17. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/06(水) 22:05 ID:-No.12596

  18. 長いwwだがそれがいい

  19. 名前:  投稿日:2008/02/07(木) 04:14 ID:-No.12610

  20. 御馳走様。よかったよ。

  21. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/07(木) 11:16 ID:-No.12631

  22. 長すぎるwwwwwww
    だが悪くなかったぜ

  23. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/07(木) 22:48 ID:-No.12668

  24. あれ?>>182の人って誤解殺気の人?

  25. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/09(土) 15:19 ID:-No.12783

  26. 甘くて見てられねーよ...


    時間かけて読もう(〃ω〃)

  27. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/10(日) 21:01 ID:-No.12878

  28. 最初っから最後までポロッポロ泣きっぱなしの俺キメェwwwww
    ふぅ。人の温もりが恋しいぜ。。。

  29. 名前:あっ 投稿日:2008/02/11(月) 00:02 ID:IY7bLZJENo.12894

  30. 温かい・・・
    やはりネタなべの新ジャンル選定センスはこちらの好みに合うな。

  31. 名前:名無す 投稿日:2008/02/11(月) 04:14 ID:-No.12924

  32. うおー携帯で見れる!
    管理人さんまじ乙!
    激しく感謝感謝

  33. 名前:通りすがりの名無し 投稿日:2008/02/11(月) 14:48 ID:-No.12962

  34. リアルタイムで見ていた私が通りますよ。

    >>268と>>588のコメントはツボに入ったなあ。

  35. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/11(月) 16:05 ID:-No.12968

  36. 時間を掛けて呼んだ甲斐があった!
    管理人ありがとー!

  37. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/13(水) 04:33 ID:-No.13263

  38. >>588で涙腺崩壊

  39. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/16(土) 20:02 ID:-No.13621

  40. 全部読んじまったww
    感動をありがとう!

  41. 名前:名無しのネタ鍋奉行 投稿日:2008/02/21(木) 14:29 ID:-No.14127

  42. バーバーハーバー
    市販の漫画だが良いものだ。

<<オリゼーのAAできたよー(^O^)/ 他ホーム暇だから、過去の恋愛話でも聞いてくれないか>>

コメントの投稿







 

※編集ミス・不具合報告やスレ投稿は出来るだけ内緒コメントかメールフォームをご利用下さい。
  また「管理者にだけ表示を許可する」にチェックが入ったままですと、
  コメントが表示されませんので、利用の際はご注意頂くようお願い致します。

  ネタバレや読者を不快にさせる内容のコメントは削除対象です。
  記事内容と関係のないコメントや管理人に対する意見やお問い合わせはメールフォームでどうぞ。


荒し対策のため、全角「w」を押しすぎないようお願い致します(今後も随時変更する場合がございます)。

人気記事ランキングを全て表示する最新記事の一覧を見るTop


<<オリゼーのAAできたよー(^O^)/ 他ホーム暇だから、過去の恋愛話でも聞いてくれないか>>


このブログのはてなブックマーク数ブログパーツブログパーツブログパーツ ,,
ネタなべ。∑(・ω・ノ)ノ all rights reserved. powered by FC2Blog
  • ブログSEO対策 : track word 
  • _ 
  • _ 
  •  
  •  

管理人の独り言

どりこむ。。ねたなべ、ネタナベ
管理人に連絡を取るRSSFeed 

注目記事

月別オススメ特選VIP 良スレ
注目エントリー人気エントリー(はてぶ)

[PR]ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

ネ ガ テ ィ ブ 名 言 集最近、ローゼンに嵌り出したんだがひろゆき「ワシの掲示板は108chまであるぞ」 金貸してくりゃれwwwひろゆき「ワシの掲示板は108chまであるぞ」 大塚さん 集めてみましたやる夫がドラクエ1の勇者になるようですひろゆき「ワシの掲示板は108chまであるぞ」 テイルズにありがちなことテイルズにありがちなこと紙とのりでガンダムのきぐるみつくってみた小さい頃勘違いしてたことイ ケ メ ン に あ り が ち な こ と やる夫がドラクエ1の勇者になるようです「ですよ。」があまりにもムカついたので布団の中で妄想楽しすぎwwww母親泣かしてやったwwwざまぁwwキュウリでオナってるのお母さんにバレタwwwwwww暇だから、過去の家族話でも聞いてくれないか おまけ最近の絵本はエロいはてなようせい20歳女だけど好きな人の車の中でおしっこもらした 最終章ちょwwwwww受験教室が俺一人なんだがwwwwwwwネ ガ テ ィ ブ 名 言 集キュウリでオナってるのお母さんにバレタwwwwwwwB型とAB型の特徴テストに珍回答書いたことある?賢狼ホロの可愛さは異常母親泣かしてやったwwwざまぁww厚塗り萌え絵貼ろうぜ。

お世話になっているサイト

リンク・紹介感謝♪全ランキング

今月の人気記事

現在集計中

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。